こんにちは。デジタル整理&AI活用を支援しているらくらスタイルです。
SNSには、思い出がたくさん詰まっています。何年も前の投稿、友人とのやりとり、旅行の写真。ふとしたときに見返して、「あのころ、楽しかったな」と思うことって、ありますよね。
でも、もし本人に何かあったら、そのアカウントは、どうなるのでしょう。そのまま残るのか、消えるのか。誰かが管理してくれるのか。5日の記事では、LINEやSNSの「もしも」の仕組みを、ざっくり紹介しました。今日は、もう一歩踏み込んで、「追悼アカウント」という仕組みを、AIと一緒にチェックしていきます。
ご相談の中でも、「SNSのことは、まったく考えたことがなかった」という声が、とても多いんです。難しく考えず、チェックリストを作る感覚で、読んでみてください。
追悼アカウントって、何?
ひとことで言うと、「亡くなった人のアカウントを、思い出の場所として、そっと残しておく仕組み」です。
たとえ話で言うと
お墓参りの場所のようなもの。本人はいなくても、友人や家族が、思い出を振り返ったり、気持ちを寄せたりできる場所として、アカウントが残ります。
この仕組みは、サービスごとに、中身が違います。ここでは、公式の情報で確認できた範囲で、整理しますね。
Facebookの場合:追悼アカウント管理人
Facebookを運営するMetaの案内によると、生前に「追悼アカウント管理人」を指名しておく仕組みがあります。
管理人にできること
- 追悼と表示されたタイムラインの、一番上に表示される投稿の管理
- 未承認の友達リクエストへの対応
- プロフィール写真や、カバー写真の変更
- 本人が生前にアーカイブのダウンロードを許可していた場合は、投稿や写真などのコピーの取得
管理人にできないこと
- 本人としてログインすること
- 故人の、プライベートなメッセージを見ること
また、この機能は、本人が生前に設定する任意のもので、アカウントの削除を選ぶことも、できるとされています。
https://about.fb.com/ja/news/2015/05/adding-a-legacy-contact/
つまり、「見せたい思い出は残し、見せたくないやりとりは守る」という、バランスの取れた仕組みです。
Instagramの場合
Instagramの公式ヘルプには、亡くなった人のプロフィールについて、次のような内容が書かれています。
- 亡くなった人のプロフィールの削除に、対応している
- 追悼アカウントにするという選択肢にも、触れている
- ログイン情報は、誰にも提供できない
https://help.instagram.com/264154560391256
家族であっても、ログインはできない、という点は、Facebookと共通しています。
Xの場合
Xの公式ヘルプでは、亡くなった利用者のアカウントについて、家族などが、削除を依頼する流れが説明されています。依頼のあとに、故人の情報、依頼者の身分証明書のコピー、死亡証明書のコピーが求められます。ログイン情報は、故人との関係に関わらず、公開されません。
https://help.x.com/ja/rules-and-policies/contact-x-about-a-deceased-family-members-account
LINEの場合
LINEの公式案内では、遺族がアカウントを引き継ぐことはできないこと、削除したいときはお問合せフォームから連絡すること、削除の手続きは必須ではなく、そのままアカウントが残る場合もあることが、説明されています。
https://guide.line.me/ja/safety/account
4つのサービスを、並べて見てみよう
整理すると、こうなります。
- Facebook:生前に管理人を指名できる。本人としてのログインはできない
- Instagram:削除、または追悼の選択肢がある。ログイン情報は提供されない
- X:家族が削除を依頼する。書類の提出が求められる
- LINE:引き継ぎはできない。削除はお問合せフォームから
共通しているのは、「家族がログインして、中を見る」という方法は、基本的に用意されていないこと。だからこそ、本人が元気なうちの準備が、大切になります。
AIに、チェックリストを作ってもらおう
ここで、AIの出番です。自分が使っているSNSに合わせて、チェックリストを作ってもらいましょう。
質問例1:全体のチェックリスト
- 「私は、Facebook、Instagram、X、LINEを使っています。それぞれについて、生前に準備しておくと良いことを、チェックリストにしてください。公式ヘルプで確認すべき点も、あわせて書いてください」
質問例2:自分の希望を整理する
- 「SNSのアカウントを、もしものときに、そのまま残したいか、削除してほしいか、考えるための質問を、5つ出してください」
質問例3:家族への伝え方
- 「SNSについての自分の希望を、家族にやわらかく伝える文章を作ってください」
大事な注意
AIの答えは、古い情報が混じる可能性があります。サービスの仕組みは、変わることがあるので、実際に設定する前に、必ず公式ヘルプで、最新の情報を確認してください。
また、アカウント名や、パスワード、個人が特定できる情報は、AIに入力しないでください。Geminiの公式ヘルプにも、人の目に触れてほしくない機密情報は入力しないよう書かれています。
自分の「希望」を決めよう
チェックリストができたら、あとは、自分の希望を決めるだけ。迷ったら、次の3つのタイプから、考えてみましょう。
- 残したい:思い出の場所として、アカウントを残してほしい
- 消したい:プライバシーを守るため、削除してほしい
- 家族に任せる:家族や、信頼できる友人に、判断を任せたい
どれが正解ということは、ありません。自分の気持ちに、いちばん近いものを、選んでください。
希望が決まったら、エンディングノートや、家族へのメモに、書いておきましょう。「SNSは、こうしてほしい」と書いてあるだけで、家族は、判断に迷わずに済みます。
設定する前に、考えておきたいこと
追悼アカウントや管理人の設定は、気軽にできるものでも、人生に関わる大切な決めごとです。次の点を、先に考えておきましょう。
管理人は、誰にお願いする?
Facebookのように、管理人を指名する仕組みでは、信頼できる人を選ぶことが大切です。SNSの使い方に慣れていて、あなたの気持ちを汲み取ってくれる人が、向いています。
相手に、ひとこと伝えたか
指名したのに、本人が知らなかった。そんなことがないよう、「SNSの管理人を、お願いしたいんだけど」と、事前に話しておきましょう。
友人や仲間への、お知らせは?
SNSの友人には、家族が連絡先を知らない人もいます。もしものときに、誰にどう知らせるかも、あわせて考えておくと、家族の負担が減ります。
こうした準備は、一度に全部しなくて大丈夫です。気になるところから、少しずつ進めましょう。
まとめ
- 追悼アカウントは、亡くなった人のアカウントを、思い出の場所として残す仕組み
- Facebookは、生前に管理人を指名できる。Instagramは、削除か追悼かの選択肢がある
- XやLINEは、家族が削除を依頼する流れ。家族がログインして中を見ることは、基本的にできない
- AIには、チェックリストづくりを手伝ってもらい、最新の仕様は公式ヘルプで確認する
- 自分の希望を決めて、家族に伝える
まずは、自分が使っているSNSを、すべて書き出してみませんか?
デジタル整理や、終活のヒントは、らくらスタイルのブログでも、ご紹介しています。
今日のひとこと
SNSは、「今」だけでなく、「あと」まで続く場所。自分の気持ちに合った形を、そっと選んでおきましょう。
らくらスタイルは「日常にもっと便利と、ワクワクを」を目指して、ご相談内容に合わせてお手伝いをいたします。気軽にご連絡ください
明日のタイトルは『ポイントや電子マネーはどうなる?主要サービスの一括確認プロンプト』です。お楽しみに! ※内容が変更になった場合はご容赦ください。
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