みなさん、こんにちは。デジタル整理アドバイザーの「らくらスタイル」です。
早いもので11月ももう終わりですね。新潟の空はすっかり冬の色になり、こたつが恋しい季節になりました。
さて、今月のテーマはずばり「デジタル整理」でした。月初めに「まずは現状のデスクトップのスクリーンショットを撮りましょう」とお伝えしたのを覚えていますか?
「うわっ、見られたくない…」と思いながら、こっそり撮影したあの日から約1ヶ月。
みなさんのパソコン、どう変わりましたか?
今日は、私自身の(あるいは私がサポートさせていただいた方の事例としての)デスクトップの「ビフォー」と「アフター」を公開します。
「整理なんて面倒で続かないよ」と思っていた方こそ、ぜひ見てください。たった1ヶ月、少し意識を変えるだけで、パソコンはここまで「楽」で「快適」な場所に生まれ変わるんです。
衝撃のビフォー:アイコンの森で迷子になっていた日々
まずは、整理を始める前のデスクトップをご覧ください。
(※プライバシー保護のため、一部ファイル名はぼかしていますが、雰囲気は伝わるはずです)
いかがでしょうか。これ、「あるある」ですよね?
- 壁紙が見えない: お気に入りの写真だったはずなのに、アイコンで隠れて何の写真かわからない。
- 「名称未設定フォルダ」の増殖: 中身が何かわからない謎のフォルダが点在。
- 新旧入り乱れるファイル: 「最新」「修正」「最終」といったファイルが並び、どれが本物か不明。
この頃の私は、パソコンを開くたびに「はぁ…」と無意識にため息をついていました。ファイルを探すだけで数分かかり、作業を始める前にすでに疲れてしまっていたのです。まさに、雪かきをしていない玄関のような状態で、家に入る(仕事をする)のが億劫でした。
感動のアフター:深呼吸したくなる「余白」のある画面
そして、こちらが1ヶ月間、当ブログでお伝えしてきた整理術を実践した現在のデスクトップです。
どうでしょう、この開放感!
同じパソコンとは思えないほどスッキリしましたよね。壁紙に設定した新潟の美しい棚田の風景もしっかり見えて、パソコンを開くのが楽しみになりました。
変わったのは見た目だけではありません。具体的に何が変わったのか、ポイントを解説します。
ポイント1:デスクトップに置くのは「現在進行系」のみ
アフターの画面には、アイコンが数個しかありません。
ここにあるのは、「ショートカット」と「今まさに作業中のプロジェクトフォルダ」、そして「一時保管(Inbox)」フォルダだけです。
以前は「いつか使うかも」というファイルを全部置いていましたが、それらは全て適切なフォルダ(ドキュメントなど)に移動させました。
机の上には今使うペンとノートだけを置く。これだけで、集中力が劇的に上がります。
ポイント2:「一時保管」フォルダが心の安定剤
画面の右下にポツンとある「00_一時保管」というフォルダ。これが私の精神安定剤です。
忙しい時に「これ、どこに保存しよう?」と迷うファイルが出たら、とりあえずここに入れます。だからデスクトップが散らからないんです。「後で整理すればいいや」という逃げ道を作っておくことが、完璧主義にならずにキレイを保つコツです。
ポイント3:壁紙を変えて「汚したくない」心理を利用
これはちょっとした裏技ですが、整理したタイミングで壁紙を「自分のお気に入りの画像」に変えました。
人間とは不思議なもので、綺麗な床にはゴミを捨てにくいように、綺麗な壁紙だとアイコンを乱雑に置きたくなくなるんです。この心理効果は絶大です。
整理して手に入れた「3つの楽」
こうしてデスクトップが綺麗になったことで、仕事や生活にどんな変化があったか。単に「見た目が良い」以上のメリットがありました。
1. 探す時間がゼロになる「楽」
ファイル名もルール化(日付_内容)したので、検索すれば一発で出ます。マウスでアイコンを探してウロウロする時間がなくなりました。
2. パソコンの動作が軽くなる「楽」
デスクトップにファイルを置きすぎると、パソコンの起動が遅くなる原因になります。整理してからは、起動もサクサク。待ち時間のイライラから解放されました。
3. 頭の中がクリアになる「楽」
これが一番大きいです。視覚的なノイズ(ごちゃごちゃ)が減ると、脳の疲れが減るそうです。パソコンに向かった瞬間、「よし、やるぞ」とすぐに仕事モードに入れるようになりました。
リバウンドしないための「週末5分」ルール
「でも、どうせまた散らかるんでしょ?」
そう思ったあなた。鋭いです。放っておけば必ず散らかります。
だからこそ、私は金曜日の夕方に「週末5分リセット」を行っています。
- 「一時保管」フォルダの中身を空にする(所定の場所に移動か削除)。
- ダウンロードフォルダを空にする。
- ゴミ箱を空にする。
これだけです。週末に部屋に掃除機をかけるような感覚ですね。この習慣さえあれば、もし平日忙しくて少し散らかっても、すぐにリカバリーできます。
詳しくは、以前の記事「忙しい人向け「1日5分」でできるクイックデータ整理術」でも触れていますので、ぜひ復習してみてください。
まとめ
1ヶ月前、あんなに散らかっていたデスクトップも、正しい手順で整理すればここまで変わります。
- ビフォーアフターを比較して、達成感を味わう。
- 「一時保管」を活用して、無理なく綺麗をキープする。
- 綺麗な画面は、仕事の効率もモチベーションも上げてくれる。
もし、「まだ私のパソコンはビフォーのままだ…」という方がいても、焦る必要はありません。今日が一番若い日です。まずはデスクトップのアイコンを全部「一時保管」フォルダに入れるところから始めてみませんか?
その一歩が、あなたのデジタルライフを劇的に「楽」にしてくれますよ。
今日のひとこと
最近のWebデザインのトレンドでも「ホワイトスペース(余白)」の重要性が語られています。情報を詰め込むよりも、余白があった方が人は重要な情報に集中できるそうです。
パソコンの画面も同じですね。余白を作ることは、心の余裕を作ること。年末に向けて、まずはデスクトップから大掃除を先取りしちゃいましょう!
らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてオーダーメイドのお手伝いをいたします。気軽にご相談ください。
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次回の予告
明日のタイトルは
「[11月テーマ完結] データ整理で手に入れたもの:PCスッキリで仕事も心も軽くなる」
です。お楽しみに!
※内容が変更になった場合はご容赦ください。
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