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データ整理のゴールは「安心」!今さら聞けないバックアップの基本(3-2-1ルールとは?)

2025 11/19
デジタル整理
2025年11月19日
データ管理

もし今、あなたのパソコンが「プツン」と音を立てて、二度と起動しなくなってしまったら…。

あるいは、ある日突然、すべてのファイルが「ロック」され、「元に戻したければお金を払え」という不気味なメッセージ(ランサムウェア)が表示されたら…。

その瞬間、あなたの頭をよぎるのは何でしょうか?

「昨日作ったあの資料は?」

「子どもが生まれてから撮りためた、あの写真データは?」

「大切な顧客リストや、家計簿のデータは…?」

考えるだけで、背筋が凍るような感覚。

この11月、私たち「らくらスタイル」は、散らかったパソコンを片付けるための様々なテクニックをご紹介してきました。

デスクトップを整理し、フォルダ階層を整え、ファイルに完璧な名前を付け、「聖域」としてのドキュメントフォルダを作ってきました。

では、私たちが必死に「デジタル整理」をしてきた、その本当のゴールは何だったのでしょうか?

それは、単に「作業効率を上げたい」とか「見た目をスッキリさせたい」というだけではありません。

こんにちは。AIやITを活用して、面倒なデジタル業務やデータを整理するデジタル整理アドバイザー「らくらスタイル」です。

完璧主義者でありながら、根はものすごい「めんどくさがり」な私だからこそ、心の底から求めているもの。

それが、「すべてを失うかもしれない」という恐怖からの解放。

つまり、「安心」です。

今日は、その「安心」を手に入れるための、デジタル整理の「総仕上げ」とも言える、最も重要なお話。「バックアップ」についてです。

「言葉は聞いたことあるけど、難しそう…」「USBメモリにコピーしてるから大丈夫」と思っているパソコン初心者の方にこそ読んでほしい、「今さら聞けない」基本のキ。

そして、その黄金律である「3-2-1ルール」について、世界一分かりやすく解説します。

目次

なぜ、ただの「コピー」ではダメなのか?

「バックアップ? ああ、やってるよ。大事なファイルはUSBメモリにコピーしてるから」

そうおっしゃる方、非常に多いです。

でも、その考え方、実は非常に「危険」かもしれません。

ここで、めんどくさがりの私たちでも、ハッキリと区別しなければならないことがあります。

それは、「ただのコピー(複製)」と「バックアップ(退避・防御)」は、まったくの別物だということです。

たとえるなら、「家の鍵」で考えてみましょう。

  • ダメな例(ただのコピー):家の鍵の「合鍵」を作って、その合鍵を玄関のドアノブにテープで貼り付けておくこと。
  • 良い例(バックアップ):合鍵を作って、それを遠くの町に住んでいる、信頼できる親戚に預けておくこと。

どちらが「安心」かは、一目瞭然ですよね。

「ただのコピー」とは、例えば「パソコン本体」と「USBメモリ」に同じデータを入れて、そのUSBメモリをパソコンに挿しっぱなしにしている状態です。

これは「合鍵をドアノブに貼り付けている」のと同じ。

もし、火事で家(パソコン)が燃えたら、ドアノブの鍵(USBメモリ)も一緒に燃えてしまいます。

もし、強盗(ランサムウェア)が来たら、家(パソコン)の鍵もドアノブの鍵(USBメモリ)も、両方とも奪われてしまいます。

「バックアップ」とは、あらゆる「もしも」の事態を想定し、そこからデータを守り抜くための「仕組み」そのものを指すのです。

あなたの「安心」を守る黄金律、「3-2-1ルール」とは?

「仕組みなんて、めんどくさい…」

そう思いますよね。私もそう思います。

だからこそ、世界中の専門家たちが、めんどくさがりな私たちでも「完璧な安心」を手に入れられるよう、考え抜いた「最低限のルール」があります。

それが「3-2-1(さん・にい・いち)ルール」です。

これは、データ管理の世界では「黄金律」と呼ばれる、非常に強力なルールのこと。

暗号みたいに見えますが、意味はとってもシンプルです。

「3」=データは常に「3つ」持つ(コピーを2つ作る)

まず、あなたの「元データ(オリジナル)」に加えて、「コピー」を2つ作り、合計で「3つ」のデータを持つ、ということです。

  • 1つ目:元データ(今あなたがパソコンで使っているデータ)
  • 2つ目:バックアップ用コピー 1
  • 3つ目:バックアップ用コピー 2

なぜ3つも?

もし2つ(元データとコピー1)しか持っていなかった場合、その「コピー1」が壊れた瞬間に、あなたのデータは「元データ」の1つだけになり、「バックアップがない」危険な状態に戻ってしまいます。

「保険の、さらに保険」を持つ。3つあれば、1つや2つに何かあっても、まず安心ですよね。

「2」=「2種類」の異なるメディア(媒体)に保存する

次に、その3つのデータを、「2種類」の**異なるメディア(記録媒体)**に保存する、ということです。

「メディア」とは、データを保存する「モノ」のことです。

  • パソコン本体の内蔵ハードディスク(またはSSD)
  • 外付けハードディスク(HDD)
  • USBメモリ
  • DVDやブルーレイディスク
  • クラウドストレージ(インターネット上の保管庫)

なぜ「異なる」メディアが必要なのでしょうか?

それは、「同じ種類のメディアは、同じ原因で壊れる」可能性があるからです。

例えば、落雷で過剰な電流が流れたら、パソコン本体と、そこにつながっていた外付けHDDが、両方いっぺんに壊れるかもしれません。

「外付けHDDにコピーしてるから大丈夫」が、この瞬間に崩れ去ります。

ですから、

「1. パソコン本体(内蔵SSD)」と「2. 外付けHDD」、あるいは「1. パソコン本体」と「2. クラウドストレージ」のように、「種類」を分けることが重要なのです。

「1」=「1つ」は物理的に離れた場所(オフサイト)に置く

そして、これが「バックアップ」の核心であり、多くの人が見落としている、最も重要なルールです。

3つのデータのうち、最低「1つ」は、物理的に離れた場所(=オフサイト)に保管する、ということ。

これが、先ほどの「遠くの町に住む親戚」にあたる部分です。

なぜ、そんな面倒なことを?

理由は、あなたの家(あるいはオフィス)で起こりうる、局地的な大災害からデータを守るためです。

  • 火事
  • 水害(洪水、津波)
  • 盗難
  • 地震

もし、あなたの「パソコン本体」と「外付けHDD(バックアップ1)」が、同じ部屋にあったらどうでしょう?

火事や盗難にあってしまったら、それらは一網打尽です。3-2-1の「3」も「2」も、一瞬で意味を失います。

だから、最低1つは、家(オフィス)とは「別の場所」に置く必要があるのです。

「え、そんなの無理…」

いえ、現代には、それを最高に「楽」にしてくれる、魔法のサービスがあるんです。

パソコン初心者でもOK!「らくらスタイル」流・3-2-1実践法

「3-2-1」の理屈は分かりました。

でも、めんどくさがりな私たちが、毎日「遠くの親戚」にUSBメモリを送りつけるなんて、非現実的ですよね。

そこで、「らくらスタイル」が推奨する、現代のパソコン初心者にとって最も「楽」で「完璧」な「3-2-1」の組み合わせをご紹介します。

これが完璧で「楽」な組み合わせです!

  1. 【1つ目のデータ(元データ)】
    • あなたのパソコン本体
    • もちろん、11月15日の記事で「聖域化」した「ドキュメント」フォルダに、データがまとまっている前提です。
  2. 【2つ目のデータ & 2種類目のメディア】
    • 外付けHDD(ハードディスク)
    • これを「バックアップ用」としてパソコンに接続します。
    • そして、Windowsの「ファイル履歴」や、Macの「Time Machine(タイムマシン)」といった自動バックアップ機能を「ON」にします。
    • (詳しくは、明日の記事で!)
  3. 【3つ目のデータ & 1つのオフサイト】
    • クラウドストレージ
    • Microsoft OneDrive や Google Drive, Dropbox などです。
    • これが、「遠くの町の親戚」の役割を果たしてくれます。データセンターという、火事にも地震にも盗難にも強い「デジタルの要塞」に、あなたのデータが自動で保管されるのです。
    • (詳しくは、明後日の記事で!)

どうでしょう?

この「パソコン本体 + 外付けHDD + クラウド」という布陣。

これこそが、「3つのコピー」「2種類以上のメディア(本体・HDD・クラウド)」「1つのオフサイト(クラウド)」を、すべて満たしてくれる、現代の黄金律なのです。

デジタル整理が、バックアップを最強に「楽」にする

「でも、クラウドとか外付けHDDとか、設定が面倒…」

そう思った、あなたへ。

ここで、私たちがこの11月、ずっと取り組んできた「デジタル整理」が、最大の効力を発揮します。

もし、あなたのデータが「デスクトップ」「ダウンロード」「ドキュメント」「ピクチャ」…と、あちこちに散乱していたら?

バックアップソフトに「どれとどれをバックアップしますか?」と聞かれても、「えーっと、全部…?」と途方に暮れてしまいます。

ですが、11月15日の記事で「聖域化」したように、「大事なデータは、すべて『ドキュメント』フォルダに集約されている」というルールが守られていたら、どうでしょう?

あなたはバックアップソフト(OneDriveやTime Machine)に、こう命令するだけです。

「この『ドキュメント』フォルダ“だけ”を、自動でバックアップし続けてください」と。

これこそが、らくらスタイルが目指す「最初の小さな面倒(整理)で、未来の大きな安心(バックアップ)を『楽』に手に入れる」という思想です。

新潟という地で活動していると、地震や大雪など、物理的なリスクも身近に感じます。だからこそ、「オフサイト」バックアップは、本当に他人事ではないのです。

そして、AI(人工知能)の時代。AIもデータがなければ動きません。あなたの「資産」であるデータを守ることこそが、AI時代を「楽」に生き抜くための、第一歩なのです。

まとめ:あなたの「安心」のための、最後の一歩

長くなってしまいましたが、これだけは覚えて帰ってください。

デジタル整理のゴールは、「スッキリ」の先にある「安心」です。

そして、その「安心」は、「バックアップ」という仕組みによってのみ、手に入ります。

  • 「コピー」と「バックアップ」は違う。(合鍵をドアノブに貼るな)
  • 黄金律「3-2-1ルール」を覚えよう。
    • 「3」:データは合計3つ(元データ+コピー2つ)
    • 「2」:2種類の異なるメディア(例:PC本体 と 外付けHDD)
    • 「1」:1つは物理的に離れた場所(オフサイト)へ
  • 現代の「楽」な実践法は「PC本体 + 外付けHDD + クラウド」。
  • 「デジタル整理」が済んでいれば、この設定は驚くほど「楽」になる。

まずは「外付けHDD」や「クラウドストレージ」について知ることから始めてみませんか?

(奇遇ですね、明日のテーマがまさにそれです!)

今日のひとこと

「3-2-1ルール」は、データ保護の「クラシック(古典)」ですが、今もなお最強のルールです。

Western Digital(ウェスタンデジタル)のような大手ストレージメーカーのサイトでも、その重要性が解説されています。

ちなみに、最近のIT専門家の間では、これがさらに進化して「3-2-1-1-0(さん・にい・いち・いち・ぜろ)ルール」と呼ばれることもあるそうです。

最後の「1」は「オフライン(ネットワークから切り離す)またはイミュータブル(変更不可)」、最後の「0」は「エラーがゼロ(バックアップが正常か確認済)」を意味します。

ランサムウェア対策などで、どんどん複雑になっていますが、めんどくさがりの私たちがまず目指すべきは、基本の「3-2-1」です。

まずは「自動」で「遠く」にコピーを置くこと。それだけで、あなたの「安心」は格段に上がりますよ。


らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてオーダーメイドのお手伝いをいたします。気軽にご相談ください

明日のタイトルは

「外付けHDD vs クラウドストレージ:メリット・デメリットと使い分け術」

です。お楽しみに!

※内容が変更になった場合はご容赦ください。

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この記事を書いた人

かとう ともあきのアバター かとう ともあき

AI活用デジタル整理アドバイザーです
ITやAIを活用して仕事や暮らしを楽に、楽しくするお手伝いをします

新潟で秋田犬と暮らす、日常が楽になる提案をするのが好きな1980年生まれ

デジタル整理アドバイザー®︎1級
整理収納アドバイザーⓇ1級
一級建築士
インテリアコーディネーター
宅地建物取引士
福祉住環境コーディネーター2級
第二種電気工事士
DIYアドバイザー
空間デザイン心理士Ⓡ
スマートマスター
自己理解プログラム 修了生

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