週末はいかがお過ごしですか?先週はデスクトップやダウンロードフォルダの整理、お疲れ様でした。パソコンの中を片付けると、まるで部屋の空気を入れ替えたように、気分までスッキリしますよね。
こんにちは!面倒な作業こそ「楽して、楽しく」解決したい、デジタル整理アドバイザー「らくらスタイル」です。
さて、これまでのステップで、デスクトップに置くものは「ショートカット」「作業中」「一時保管」の3種類だけに厳選されてきたかと思います。だいぶ見通しが良くなったデスクトップですが、今日はそこにもう一手間。魔法のような、それでいて驚くほど簡単なテクニックで、使いやすさと見た目の美しさを劇的に向上させる方法をご紹介します。
その秘密は、毎日目にする**「壁紙(デスクトップの背景画像)」**にあります。
「え、壁紙を変えるだけで整理ができるの?」はい、できるんです。これは、散らかりがちなモノに「住所」を与えてあげる、という整理の基本をビジュアル化したテクニック。ゲーム感覚で楽しめるので、ぜひリラックスして試してみてください。
デスクトップは「区画整理された街」にしよう
皆さんのデスクトップを、一つの「街」だと想像してみてください。
アイコンやフォルダがランダムに置かれている状態は、まるで区画整理されていない古い街並みのようです。どこに何があるか分かりにくく、移動(マウスカーソルの移動)にも無駄な動きが多くなります。
そこで、壁紙を使ってデスクトップ上に「住宅街」「商業地区」「公園」のようなエリア分け、つまり**「区画整理」**をしてあげるのです。
- 「ショートカット」たちが住むエリア
- 「作業中」フォルダが置かれるエリア
- 「一時保管」フォルダが置かれるエリア
このように、アイコンの種類ごとに「住所」を定めることで、どこに何を置けば良いかが一目瞭然になります。マウスを動かす時も、「あの辺りにあるはず」と直感的に探せるので、作業効率がぐっと上がります。
何より、アイコンが指定された場所にピシッと収まっているデスクトップは、見ていてとても気持ちが良いものですよ。
「整理整頓できる壁紙」はどうやって手に入れる?
では、具体的にどうやってエリア分けされた壁紙を手に入れれば良いのでしょうか。方法は大きく分けて2つあります。どちらもとっても簡単です。
方法1:便利な「整理用壁紙」をダウンロードする
実は、インターネット上には、あらかじめアイコンを整理しやすいようにデザインされた壁紙を無料で配布してくれているサイトがたくさんあります。
「デスクトップ 壁紙 整理」や「desktop organizer wallpaper」といったキーワードで画像検索をすると、おしゃれで機能的な壁紙がたくさん見つかりますよ。
例えば、デザインツールで有名なCanvaでも、素敵なテンプレートがたくさん用意されています。カレンダー付きのものや、To-Doリストが書き込めるようなデザインのものもあり、見ているだけでも楽しいです。
自分のパソコンの画面サイズ(解像度)に合ったものを選んで、ダウンロードしてみましょう。
方法2:自分だけのオリジナル整理壁紙を作ってみる
「配布されているものだと、しっくりこないな…」
「もっとシンプルなものがいい!」
という方は、自分で作ってしまうのがおすすめです。難しく考える必要はありません。ペイントやPowerPointのような、普段使っているソフトで十分作成可能です。
【ステップ1】好きな背景画像や色を決める
無地の好きな色でも良いですし、お気に入りの風景写真でも構いません。まずはベースとなる画像を決めましょう。
【ステップ2】エリアを区切る線や枠、テキストを追加する
決めた画像の上に、図形描画ツールで四角い枠を置いたり、線を引いたりしてエリアを区切ります。そして、「ショートカット」や「TASK(作業中)」、「TEMP(一時保管)」のように、テキストボックスでそれぞれのエリアの名前を書き込みます。
【ステップ3】画像として保存する
完成したら、「名前を付けて保存」からファイルの種類を「JPEG」や「PNG」といった画像形式を選んで保存します。
たったこれだけで、世界に一つだけのオリジナル整理壁紙の完成です。自分の使いやすいようにカスタマイズできるのが、自作の最大のメリットですね。
パソコンの壁紙(デスクトップ背景)を変更する方法
素敵な壁紙が手に入ったら、早速パソコンに設定してみましょう。OSごとに手順を解説します。
Windowsパソコンの場合
【ステップ1】デスクトップで右クリック
デスクトップの何もないところで右クリックし、表示されたメニューから「個人用設定」を選択します。
【ステップ2】背景の設定画面を開く
設定画面が開いたら、左側のメニューから「背景」をクリックします。
【ステップ3】画像を選択する
「背景」のドロップダウンメニューが「画像」になっていることを確認し、「参照」ボタンをクリックします。そして、先ほどダウンロード、または作成した壁紙用の画像ファイルを選べば、設定完了です!
Macパソコンの場合
【ステップ1】「システム設定」を開く
Appleメニュー(画面左上のリンゴのマーク)から「システム設定」を選択します。
【ステップ2】「壁紙」を選択
サイドバーに表示されるメニューの中から「壁紙」をクリックします。
【ステップ3】画像を追加する
「フォルダを追加…」または「写真を追加…」ボタンをクリックし、壁紙に設定したい画像を選びます。選んだ画像がプレビューに表示されたら、それをクリックするだけで設定完了です。
壁紙のエリアに合わせてアイコンを配置しよう
壁紙の設定はできましたか?
最後の仕上げに、デスクトップ上に残っている「ショートカット」「01_作業中」「02_一時保管」のアイコンを、新しい壁紙の指定エリアに合わせてドラッグ&ドロップで移動させてみましょう。
どうでしょうか?
まるでパズルのピースがカチッとはまるように、すべてのアイコンが所定の位置に収まり、デスクトップ全体に統一感が生まれたはずです。
この「住所」が決まっている状態は、精神的にも非常に楽です。新しいファイルを作った時も、どこに置くか迷うことがなくなり、散らかりのリバウンドを強力に防いでくれます。まさに、らくらスタイルが目指す「楽して、きれいを維持する」仕組みの完成です。
まとめ
今日は、デスクトップの「壁紙」を工夫するという、遊び心のある簡単な整理術をご紹介しました。
- 壁紙を使って、デスクトップ上にアイコンを置くエリア(住所)を決める。
- エリア分けすることで、どこに何を置くべきか直感的に分かり、探し物がなくなる。
- 整理用の壁紙は、Webで探したり、簡単なツールで自作したりできる。
- アイコンをエリアに合わせて配置することで、デスクトップに統一感が生まれ、散らかりにくくなる。
毎日必ず目にする場所だからこそ、少しの工夫で作業効率と気分は大きく変わります。ぜひこの週末、お気に入りの「整理整頓壁紙」を探したり、作ったりして、あなただけの快適なデジタル空間をデザインしてみてください。
今日のひとこと
デスクトップを彩る壁紙には、時間や天気によって自動的に絵柄が変わる「ダイナミック壁紙」というものがあります。WindowsにもMacにも標準でいくつか用意されていますし、専用のアプリを使えば、さらに多くの美しい壁紙を設定できます。例えば、朝は日の出、夜は星空の壁紙に自動で切り替われば、時間の経過を視覚的に感じることができ、仕事の区切りをつけやすくなるかもしれません。こうしたAIのように賢い機能や遊び心のあるツールを取り入れると、無機質に感じがちなパソコン作業が、もっと楽しく、人間らしいものになりますよ。
らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてオーダーメイドのお手伝いをいたします。気軽にご相談ください。
明日のタイトルは
「【フォルダ作成の黄金律】「大分類→中分類→小分類」で、もうフォルダ階層に迷わない!」
です。お楽しみに!
※内容が変更になった場合はご容赦ください。
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