こんにちは。デジタル整理&AI活用を支援しているらくらスタイルです。
新潟市内、昨日はあんなに晴れていたのに今日はまた雪が舞っていますね。三寒四温とはよく言ったもので、体調管理が本当に難しい。皆さんも風邪など引かれていませんか?
さて、今日は少し「ドキッ」とするテーマでお話しします。
便利に使っているAI(GeminiやChatGPTなど)ですが、彼らが作ってくれた文章をそのままコピペして、SNSやブログ、あるいは社内のメールで使った時…
「あれ、この表現ちょっとマズくない?」
「なんか、偏見っぽくない?」
そう感じたこと、ありませんか。
実はAIって、私たちが思っている以上に「無意識の偏見(バイアス)」を持っています。悪気はないんです。ただ、ネット上の膨大なデータを学習しているため、そこに含まれる人間の「偏り」まで真似してしまう。
これをノーチェックで世に出してしまうと、意図せず誰かを傷つけたり、最悪の場合は「炎上」したりするリスクがあるわけです。
「面倒くさいなぁ、AIに任せれば楽できると思ったのに」
そう思う気持ち、痛いほどわかります。私も根っからの面倒くさがりですから。でも、「炎上した後処理」の方が、今の「30秒チェック」の何百倍も面倒くさいんですよね。
今日は、AIが出してきた文章を「世に出す前」に、サッと目を通すべきチェックポイントをご紹介します。
AIは時々「昭和の頑固親父」になる?
AIは最新のテクノロジーですが、その頭の中身(学習データ)には、過去数十年分のインターネット上の文章が含まれています。
そのため、うっかりすると**「ひと昔前の価値観」**で文章を作ってしまうことがあるんです。
例えば、「社長の1日を描いたストーリーを書いて」と頼むと、当然のように「男性」の社長が登場し、秘書は「女性」として描かれたりします。「看護師さん」を頼めば女性として、「建設現場の人」なら男性として描写しがち。
これはAIが差別主義者なのではなく、世の中にそういうデータが多かったから、確率的にそう出力してしまうだけ。子供が親の口癖を真似するようなものですね。
でも、今の時代にそれをそのまま企業の発信として出すと、「時代錯誤だ」「ジェンダーバイアスだ」と批判される可能性があります。
これだけ見ればOK!3つのチェックポイント
専門家のように厳密にチェックする必要はありません。私たち一般ユーザーは、以下の3点に「違和感」がないかざっと見るだけで、リスクを大幅に減らせます。
1. 「役割」を性別で決めつけていないか?
これが一番多いパターンです。AIが生成した文章の中で、職業や役割が特定の性別に固定されていないか確認しましょう。
- 上司やリーダーが「彼」と呼ばれていないか?
- サポート役や家事をする人が「彼女」になっていないか?
- 「ビジネスマン」「カメラマン」など、性別を含む言葉を使っていないか?(「ビジネスパーソン」「フォトグラファー」などが無難です)
「別にどっちでもいいじゃん」と思うかもしれませんが、受け取る側によっては不快に感じるポイント。あえて中立的な表現に直すのが、今の時代の「大人のマナー」であり、リスク回避術です。
2. 「属性」で性格を決めつけていないか?
「〇〇人は~だ」「高齢者は~だ」というような、大きな主語での決めつけもAIは得意(?)です。
- 「若者は根性がない」的なニュアンスが含まれていないか?
- 「高齢者はデジタルに弱い」と断定していないか?
- 「関西人はせっかち」のようなステレオタイプを使っていないか?
たとえ褒め言葉のつもりでも、「新潟の人は我慢強い」と書くと、「いや、私は違うし」と反感を買うことがあります。「多くの人は~傾向があります」や「~という声もあります」くらいにぼかすのが、文章を柔らかくし、敵を作らないコツです。
3. 「普通は~」という言葉を使っていないか?
AIは統計的な「多数派」を「正解」として提示しがち。その結果、「普通はこうしますよね」という表現が出てくることがあります。
しかし、多様な生き方が認められる現代において、「普通」という言葉は意外と劇薬です。
- 「普通の家庭なら~」
- 「普通、30代なら~」
こうした表現があったら、「一般的には」や「多くの場合」に書き換えるだけで、角が取れて安全な文章になります。
楽をするための「AI返し」テクニック
ここまで読んで、「いちいちチェックするの、やっぱり面倒くさい!」と思ったあなた。正解です。人間が目視チェックするのは大変ですよね。
そこで、チェック作業そのものをAIにやらせるという裏技を使いましょう。これを「AI返し」と私は呼んでいます。
文章を作ってもらった後に、こう追加で聞いてみてください。
「この文章の中に、特定の性別や年代、職業に対する偏見や、差別的と受け取られかねない表現は含まれていませんか?もしあれば指摘して、修正案を出してください」
AIは、自分で作った文章の「粗探し」をさせると、驚くほど冷静に分析してくれます。
「『ビジネスマン』という表現は性別を特定するため、『ビジネスパーソン』の方が包括的です」
なんて、自分で自分を添削してくれます。これで私たちの手間はほぼゼロになりますね。
まとめ
今日のポイントを整理します。
- AIは悪気なく偏見を持つ: 過去のデータを学んでいるため、価値観が古いことがある。
- 性別・属性の決めつけに注意: 「社長=男性」「若者=スマホ好き」などの固定観念がないか見る。
- 「普通」は危険ワード: 誰かにとっての「普通」は、誰かにとっての「苦痛」かもしれない。
- AIに自己添削させる: 「偏見がないかチェックして」と頼むのが一番楽で確実。
デジタルツールを使う上で一番大切なのは、**「最終的な責任は人間(自分)が持つ」**という意識です。
AIはあくまで「案」を出してくれるアシスタント。最後に「これでよし!」とハンコを押すのは、あなたの温かい心です。
少しの手間(あるいはAIへの追加指示)で、誰も傷つけない、優しくてスマートな発信ができるようになります。それこそが、本当の意味での「らくらスタイル」です。
今日のひとこと
ブラウザで文章を書くとき、GoogleドキュメントやWordの「校閲機能」も便利ですが、最近は「音声読み上げ」機能を使ってチェックするのもおすすめです。目で追うと見落としてしまう違和感も、耳で聞くと「ん?今の言い方なんか変だな」とすぐに気づけたりしますよ。新潟弁のイントネーションで読んでくれたら最高なんですけどね(笑)。
らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてお手伝いをいたします。気軽にご連絡ください。
明日のタイトルは
「英語メールの翻訳、Google翻訳と生成AIどっちが安全?」
です。お楽しみに! ※内容が変更になった場合はご容赦ください。
#らくらスタイル #デジタル整理 #パソコン #新潟 #AI #炎上対策 #コンプライアンス #ジェンダーバイアス #文章術 #Gemini #ChatGPT

