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ニュース記事をAIに要約させる時、著作権的にNGな使い方とは

2026 2/16
生成AI入門
2026年2月16日
要約

こんにちは。デジタル整理&AI活用を支援しているらくらスタイルです。

最近、新潟はまた寒さが戻ってきて、朝布団から出るのが億劫で仕方ありません。そんな寒い朝、コーヒーを飲みながらスマホでニュースをチェックするのが日課なんですが、正直に言うと、長い記事を読むのが面倒な時ってありませんか。

タイトルを見て「お、重要そうだな」と思っても、スクロールしてもスクロールしても結論にたどり着かない記事。忙しい朝にこれに出くわすと、そっとブラウザを閉じたくなります。

そんな時、私たちの頼れる相棒であるAIチャットツールの出番です。「この記事、要約して」とお願いすれば、ものの数秒で要点を箇条書きにしてくれますからね。これを使い始めると、もう普通にニュースを読むのが馬鹿らしくなるくらい便利です。

でも、ここでふと心配になることはないでしょうか。「これって、勝手にやっていいのかな?」と。

ニュース記事は誰かが一生懸命書いたものです。それをAIに勝手にいじらせて、要約させる行為。なんとなく「著作権」という言葉が頭をよぎりませんか。

今日は、そんな「AIによるニュース要約」について、どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか。法律の専門家ではない一般ユーザーの視点から、安全に、そして楽に情報収集するためのポイントを整理してみようと思います。

目次

自分一人で使うなら「完全ホワイト」です

まず一番大事な結論からお話ししますね。

あなたが自分のパソコンやスマホの画面上で、AIにニュース記事をコピー&ペーストして「要約して」と頼む。そして、出てきた要約文を自分で読んで「なるほどね」と納得して終わる。

この使い方であれば、著作権的には全く問題ありません。

これは著作権法で認められている「私的使用のための複製」や、AIの情報解析に伴う利用の範囲内に収まる行為だからです。本屋さんで買った本を、家でノートに要約しながら勉強するのと感覚的には同じです。誰にも迷惑をかけていないですし、著作者の利益を損ねているわけでもありません。

僕も毎朝、気になったテック系の長いニュースや、難解な行政の発表資料なんかは、片っ端からGeminiやChatGPTに放り込んでいます。「小学生でもわかるように3行で説明して」と指示するのがお気に入りです。これで難解な文章を解読するストレスから解放されます。

問題になってくるのは、その要約した結果を「外に出す」時です。

気をつけたい「アウト」な使い方

ここからは、知らずにやってしまいがちなNG行動についてお話しします。意外と、悪気なくやっている人を見かけるので注意が必要です。

要約文をそのままブログやSNSに投稿する

AIが作った要約文は、元のニュース記事の内容をベースに生成されています。もし、その要約文が元の記事の「創作的な表現」を色濃く残している場合、それを無断で公開すると「翻案権(ほんあんけん)」の侵害になる可能性があります。

翻案というのは、原作の筋書きや内容を維持しつつ、表現を変えること。映画化や翻訳などがこれにあたりますが、要約も内容によってはこれに含まれます。

たとえば、元の記事に記者が工夫を凝らした独特な言い回しや、構成の妙があったとします。AIがそれを上手く取り入れて要約した場合、それは「元の記事のパクリ」とみなされるリスクがあるんです。

「AIが作ったんだから、AIの著作物でしょ?」と思うかもしれませんが、元ネタがある以上、元ネタの権利は消えません。

ニュース記事全文をAIに入力して公開チャットにする

最近のAIツールには、会話の内容をURLで他の人に共有できる機能がありますよね。

ニュース記事の全文をプロンプト(指示文)として貼り付け、それを要約させたチャットの履歴。これを「この記事面白いから見てよ」と友人にURLで送ったり、SNSで公開したりするのは非常に危険です。

なぜなら、そのチャット履歴の中には「ニュース記事の全文」が含まれているからです。これはもう要約云々の前に、他人の記事を勝手に複製して再配布しているのと同じことになります。新聞やWebメディアの記事は有料・無料問わず著作権で守られていますから、これは完全にアウトです。

賢く安全に要約させるための手順

では、どうすればリスクを避けて、かつ楽にニュースを消化できるのか。僕が普段やっている、ちょっとしたコツをご紹介します。

ステップ1:URL読み込み機能を使う

記事の本文をコピー&ペーストするのではなく、AIに記事のURLを渡して読み込ませる方法がスマートです。

GeminiやCopilotなど、Webブラウジング機能を持っているAIであれば、URLを貼り付けるだけで中身を読んでくれます。これなら、チャット欄に記事本文を残さずに済みます。

ただし、有料会員限定の記事など、ログインが必要なページはAIも読めませんので、その場合は自分で読むしかありません。そこは諦めましょう。

ステップ2:出力結果は自分の中だけで消化する

AIが出してくれた要約は、あくまで自分の理解を深めるための「メモ」として扱います。

もし、そのニュースについてSNSやブログで発信したい場合は、AIの要約をコピペするのではなく、自分の言葉で感想を書くようにします。「〇〇というニュースを見て、私はこう思った」という形なら、誰にも文句は言われません。

ステップ3:どうしても内容を紹介したいなら「引用」の形をとる

記事の内容を他人に紹介したい時は、著作権法で認められた「引用」のルールを守りましょう。

  1. 自分の文章が「主」で、引用部分が「従」であること。
  2. 引用部分をカギカッコなどで明確に区別すること。
  3. 出典(記事のタイトルやURL)を明記すること。
  4. 原文のまま載せること(勝手に要約したものを「引用」とは言いません)。

AIに要約させた文章は、原文ではないので「引用」としても扱いにくいグレーな存在です。他人に紹介するなら、やはり「この記事(リンク)によると〜」とリンクを貼って、興味がある人に飛んでもらうのが一番安全で親切なマナーだと言えます。

新潟の片隅で考える、情報の「つまみ食い」

僕は新潟で仕事をしているので、地元のニュースもよくチェックします。大雪の情報とか、新しいラーメン屋さんのオープン情報とか。

こういうローカルな情報は、AIに要約させるよりも、見出しと写真をパラパラ見る方が早かったりします。逆に、東京で起きている難しい経済の話や、海外のITトレンドなどは、AIに噛み砕いてもらわないと頭に入ってきません。

情報は「栄養」みたいなものです。そのまま丸かじりして美味しいものもあれば、誰かに調理(要約)してもらわないと消化不良を起こすものもあります。

AIという優秀なシェフがいるおかげで、僕たちは難しい情報も胃もたれせずに摂取できるようになりました。でも、そのシェフが作った料理を、あたかも自分が作ったかのように外で振る舞うのは、やっぱりちょっと違いますよね。

シェフ(AI)に作ってもらった料理は、こっそり自分で美味しくいただく。それが、一番贅沢で、誰にも怒られない楽しみ方なんだと思います。

AIへの聞き方を変えてみる

著作権を気にせずにAIを活用するなら、要約以外の聞き方をしてみるのもおすすめです。記事の内容そのものを出させるのではなく、記事から得られる「知見」を広げてもらうんです。

たとえば、こんなプロンプトはいかがでしょうか。

「この記事の筆者が一番言いたかったことは何?」

単なる要約ではなく、主張の核を抽出させます。これを読むと、記事の全体像が一瞬で掴めます。

「この記事の内容に対して、反対意見を考えて」

これは面白いですよ。記事の内容を鵜呑みにせず、批判的な視点を持つ練習になります。AIはこういうディベート的な思考が得意です。

「この記事の専門用語を小学生向けに解説して」

記事全体を要約するのではなく、わからない単語だけをピックアップして解説してもらいます。これなら著作権的なリスクはほぼゼロですし、勉強になります。

こうやって使い道を工夫すると、単に「読むのが面倒だから要約させる」という段階から一歩進んで、「情報を深く理解するためのパートナー」としてAIを使えるようになります。

まとめ

長くなりましたが、今日のポイントを整理します。

  • 自分だけで見るならOK: AIでニュースを要約して自分で読むだけなら、著作権法上は問題ありません。どんどん活用して時間を節約しましょう。
  • SNSでの公開はNG: AIが作った要約文をそのままブログやSNSに載せるのは、著作権侵害(翻案権侵害)のリスクがあります。
  • 記事全文のコピペ共有は厳禁: AIとのチャット履歴を共有する際、記事の全文が含まれているとアウトです。URL読み込み機能を活用しましょう。
  • 紹介するならリンクで: 良い記事を見つけたら、要約をコピペするのではなく、リンクを貼って紹介するのが一番ホワイトで、メディアへの応援にもなります。

便利な道具は、使い手のリテラシーが問われます。「楽をする」というのは、ルールを無視することではありません。ルールの中で最大限に効率化することこそが、本当の意味での「らくらスタイル」だと僕は思っています。

不安な時は、「これ、自分が書いた記事だったら、こうされたら嫌かな?」と想像してみるのが一番の判断基準かもしれませんね。


今日のひとこと

ニュースサイトを見ていると、広告が多くて読みづらいことってありますよね。ブラウザの「リーダーモード(簡易表示モード)」を使うと、広告が消えて本文だけが表示されるので、AIにコピペする時も余計な情報を拾わなくて済みますよ。スマホのアドレスバーの横にある「あぁ」とかいうアイコンをタップしてみてください。

らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてお手伝いをいたします。気軽にご連絡ください。

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明日のタイトルは

「『このリンク開いて』とAIに言われたら?ウイルスを防ぐ基本のキ」

です。お楽しみに! ※内容が変更になった場合はご容赦ください。

#らくらスタイル #デジタル整理 #パソコン #新潟 #AI #著作権 #ニュース要約 #Gemini #ChatGPT #情報リテラシー

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かとう ともあきのアバター かとう ともあき

AI活用デジタル整理アドバイザーです
ITやAIを活用して仕事や暮らしを楽に、楽しくするお手伝いをします

新潟で秋田犬と暮らす、日常が楽になる提案をするのが好きな1980年生まれ

デジタル整理アドバイザー®︎1級
整理収納アドバイザーⓇ1級
一級建築士
インテリアコーディネーター
宅地建物取引士
福祉住環境コーディネーター2級
第二種電気工事士
DIYアドバイザー
空間デザイン心理士Ⓡ
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自己理解プログラム 修了生

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