こんにちは。デジタル整理&AI活用を支援しているらくらスタイルです。
カレンダーアプリを開いた瞬間、画面が色とりどりのブロックで埋め尽くされている。もはや何が何だか分からない。そんな状態になっていませんか。
よく見ると、同じ打ち合わせが2つ並んでいたり、去年から毎週繰り返されている「朝会」がまだ生き残っていたり。とっくに終わったプロジェクトの定例が、今も律儀に毎週鳴り続けている。
予定表って、本来は「これから何をするか」を見るための道具ですよね。なのに、過去の残骸に埋もれて肝心の未来が見えない。冷蔵庫の手前に賞味期限切れの容器が並んでいて、今日使う食材が取り出せない状態と同じ。
9月も残りわずか。下期を気持ちよく始めるために、今日はカレンダーの片付けです。
カレンダーが見づらくなる3つの原因
原因1:終わったはずの繰り返し予定
一番の犯人はこれ。
「毎週月曜9時 定例会議」のような繰り返し予定は、設定した瞬間は便利。でも、その会議が終了しても、自動でカレンダーから消えてはくれません。設定した本人が止めない限り、延々と続きます。
蛇口を閉め忘れた水道みたいなもの。出し続けている本人が、出ていることに慣れてしまっている。
原因2:共有カレンダーの重ねすぎ
仕事用、家族用、部署の共有、祝日、誰かの誕生日。表示するカレンダーが増えるほど、画面は賑やかになります。
賑やかなのは悪くありませんが、全部を常時表示する必要はありません。必要なときだけ表示を切り替えるほうが、ずっと見やすい。
原因3:同じ予定が二重に入っている
招待されたイベントを自分でも手入力してしまった。別のツールと連携して、同じ予定が2つ流れ込んでいる。よくある話です。
重複していると、片方だけ時間変更されたときに気づけません。地味に危険。
下期に向けた片付け、5つのステップ
ステップ1:表示するカレンダーを絞る
まずは視界をクリアにするところから。ここが一番効果を感じやすいポイント。
- Googleカレンダーをパソコンで開き、画面左側にあるカレンダー名の一覧を見ます。
- 各項目の左にチェックボックスがあるので、今すぐ見る必要のないものからチェックを外します。
- 外しても予定が消えるわけではありません。表示が隠れるだけ。
- 迷ったら、まず全部外して、必要なものから1つずつ戻すのが早いです。
机の上のものを全部いったん床に下ろして、使うものだけ戻す。片付けの基本と同じやり方ですね。
ステップ2:生き残っている繰り返し予定を止める
- 今週から来週にかけての画面を開き、毎週・毎月出てくる予定を探します。
- その中で、もう実施していないもの、参加しなくなったものを見つけます。
- 予定をクリックして、ゴミ箱アイコンを選択します。
- 「この予定」「これ以降のすべての予定」「すべての予定」と聞かれるので、「これ以降のすべての予定」を選びます。
4番目の選択が肝心。「すべての予定」を選ぶと過去の記録まで消えてしまい、あとで「あの会議いつやったっけ」が調べられなくなります。記録として残しておくほうが安全。
ステップ3:重複を見つけて片方を消す
- カレンダーを「週」表示に切り替えます。上部の表示切替ボタン、またはキーボードの「W」キーで切り替わります。
- 同じ時間帯に2つ並んでいるブロックを探します。
- それぞれをクリックして、内容が同一かどうか確認。
- 同じなら、自分で作ったほうを削除します。招待されたものを残すのが原則。
4番の理由は単純。主催者側が時間を変更したとき、招待された予定なら自動で更新されるから。自分で作った複製は、永遠に古い時間のままです。
ステップ4:下期の重要な予定を先に置く
過去を片付けたら、未来を仕込む番。
- 10月から3月までの間に確定している予定を書き出します。
- 締め切り、決算、イベント、家族の行事など。
- カレンダーに入れるとき、締め切り当日ではなく「3日前」にも予定を入れておきます。
- 色分けして、仕事とプライベートをひと目で区別できるようにします。
3番目、地味ですが効きます。締め切り当日に気づいても、もう手遅れですから。信号が黄色に変わってから止まるか、その手前で減速するかの違い。
ステップ5:色のルールを決める
- 色は4色までに絞ります。それ以上は判別できません。
- たとえば、仕事は青、プライベートは緑、締め切りは赤、移動時間は灰色。
- 一度決めたら、新しい予定を入れるたびに色を設定する習慣をつけます。
- 色の変更は、予定を右クリックするだけで選べます。
信号機が3色しかないのは、多すぎると判断が遅れるから。カレンダーも同じ理屈だと思っています。
Googleカレンダーの便利な機能を使い倒す
検索で過去を掘り返す
- カレンダー上部の虫眼鏡アイコンをクリックします。
- キーワードを入れると、過去の予定も含めて検索できます。
- 「去年の今頃、何をしていたか」を調べるのに便利。
- 下期の計画を立てるとき、前年の同時期を見返すと抜け漏れが減ります。
予定の自動登録を活用する
Gmailに届いた飛行機や新幹線、ホテルの予約確認メールは、自動でカレンダーに登録されます。この機能、知らずに使っている方も多いはず。
不要なら設定でオフにもできます。詳しい仕様はGoogleカレンダー ヘルプで確認できるので、気になる方はのぞいてみてください。
空き時間を守る
これはらくらスタイルとしての実感なのですが、予定が入っていない時間ほど、あっという間に埋まります。
- 集中したい時間帯を、あらかじめ予定として登録しておきます。
- タイトルは「作業時間」でも「ブロック」でも構いません。
- 他の人から見えるカレンダーなら、非公開設定にしておくと無難。
- 週に2コマでも確保できると、下期の進み方がまるで違ってきます。
予定表は、入れるための道具であると同時に、守るための盾でもあるわけです。
AIに下期の計画を相談してみる
片付けが終わったら、ちょっと楽しいことを。
Geminiのような生成AIに、下期の目標と確定している予定を伝えて「逆算したスケジュール案を出して」と頼んでみてください。自分では思いつかなかった段取りが返ってくることがあります。
たとえば「12月に展示会があります。準備の工程を月単位で分解して」と頼むだけ。旅行の計画を、詳しい友人に相談する感覚に近いかもしれません。
出てきた案をそのまま使う必要はありません。たたき台があるだけで、自分の考えが進みやすくなる。そこが狙いです。
こうしたAIの実務での使い方については、らくらスタイルのブログでも継続して紹介しています。新潟から、全国どこでもオンラインでご相談を承り中。
まとめ
- 見づらさの原因は、終わった繰り返し予定・カレンダーの重ねすぎ・重複
- まずは表示するカレンダーを絞るだけで、視界がかなりクリアになる
- 繰り返し予定を消すときは「これ以降のすべての予定」を選ぶ
- 重複は、自分で作ったほうを消して招待されたほうを残す
- 締め切りは当日ではなく3日前にも予定を入れる
- 色は4色まで。集中したい時間は予定として先に確保する
今日は表示の絞り込みだけでも十分。画面がスッキリすると、下期の予定が急に現実味を帯びてきます。
今日のひとこと
Googleカレンダーでは、キーボードの「D」で日表示、「W」で週表示、「M」で月表示、「A」で予定リスト表示に切り替わります。マウスを動かすより速いので、覚えておくと地味に快適。
過去の予定は消さずに残しておくと、下期の振り返りや確定申告のときに役立つことがあります。全部を捨てるのが整理ではない、というのが正直なところ。
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明日のタイトルは『ToDoリストをゼロから見直し!「今やらなくていいタスク」を捨てるコツ』です。お楽しみに! ※内容が変更になった場合はご容赦ください。
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