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文字起こしテキストをGeminiにコピペ。「決定事項」と「次回宿題」だけを抽出する魔法のプロンプト

2026 3/17
生成AI入門
2026年3月17日

こんにちは。デジタル整理&AI活用を支援しているらくらスタイルです。

昨日の記事を読んで、Web会議の「文字起こし機能」を早速試していただいた方、いらっしゃいますか?

会議中に必死でメモを取らなくていい快適さ。これぞまさに、ITの恩恵。

ただ、会議が終わってホッとしたのもつかの間。画面に保存された文字起こしのテキストファイルを開いて、思わずフリーズしてしまったのではないでしょうか。

「え、これどうするの……?」

画面を埋め尽くす、何万文字という膨大なテキストの塊。

「あー、えーっと」といった無駄な言葉や、話の脱線、おまけにAI特有の謎の誤変換までたっぷり含まれている。

これを最初から最後まで読んで、要点をまとめるなんて。

「自分でメモを取っていた方が、まだ早かったかも……」と後悔の念が押し寄せてくる。

まさに「デジタル化の罠」にはまってしまった瞬間。

でも、安心してください。

昨日の文字起こしは、あくまで「素材」を集めるための第一段階。

今日は、その手付かずの素材から、たった数秒で「完璧な議事録」を錬成する、AIの魔法をお伝えします。

人間が泥臭く文章を読む時間は、もうおしまいです。

目次

文字起こしデータは、買ってきたばかりの「泥付き野菜」

なぜ、文字起こしデータを見た瞬間に絶望してしまうのか。

それは、私たちが無意識に「この大量の文章を、自分で全部読んで解読しなければならない」と思い込んでいるから。

お料理に例えてみましょう。

文字起こしされた生のテキストデータは、畑から採ってきたばかりの「泥付き野菜」のようなもの。

ダンボールいっぱいに詰め込まれた、泥だらけの大根や人参。

これを前にして、「さあ、夕飯を作りましょう!」と言われても、まずは泥を洗い流して、皮を剥いて、という下ごしらえの面倒くささに気が滅入ってしまいますよね。

会議の議事録も同じ。

誤字脱字を直して(泥を洗い流し)、無駄な雑談を削り(皮を剥き)、重要な決定事項だけを抜き出す(食べやすい大きさに切る)。

この下ごしらえの作業が、最も人間の脳のエネルギーを消費するのです。

めんどくさがりの私としては、こんな下ごしらえは絶対にやりたくありません。

だからこそ、この泥付き野菜のダンボールを、丸ごと「優秀な全自動調理器」に放り込んでしまう。

それが Google Gemini などの最新AI。

「要約して」という指示では、美味しい料理はできない

AIにテキストを投げる時、多くの人がやってしまう失敗があります。

それは、文字起こしデータを貼り付けた後、「これを要約して」とだけ指示してしまうこと。

全自動調理器に泥付き野菜を放り込んで、「なんかいい感じにご飯作って」とボタンを押すようなもの。

これだと、AIはどうしていいか分からず、会議の冒頭のどうでもいい雑談(昨日のドラマの話など)までご丁寧に要約してきたりします。

結果、「いや、私が知りたいのはそこじゃないんだけどな」という、使えない議事録もどきが出来上がってしまう。

仕事の議事録で本当に必要な情報は、実はとてもシンプルです。

「何が決まったのか(決定事項)」と「誰が、いつまでに、何をするのか(次回宿題)」。

この2つさえあれば、会議に参加していなかった人でも次にどう動けばいいかが分かります。

だからこそ、AIには「どんな料理を作ってほしいか(レシピ)」を明確に指示することが不可欠。

このレシピさえ間違えなければ、AIは驚くべき精度で、不要な泥と皮を一瞬で取り除いてくれます。

実践!魔法のプロンプトで議事録を1分で完成させる

では、具体的にどのようにAIに指示を出せばいいのか。

私が普段の業務で使い倒している、最強の「3ステップ」をご紹介します。

ステップ1:文字起こしデータを「すべて」コピーする

まずは、会議ツールからダウンロードした文字起こしのテキストファイルを開きます。

ここで「誤変換を直しておこうかな」なんて、優しい心を出してはいけません。

最初から最後まで、ショートカットキー(Ctrl+A、そしてCtrl+C)を使って、一文字残らず豪快に全選択してコピーしてください。

泥がついたままで全く問題なし。AIの文脈を読み取る力は、人間が想像するより遥かに優秀です。

ステップ2:魔法のプロンプトをGeminiに打ち込む

次に、Geminiの画面を開きます。

そして、これから貼り付ける巨大なテキストを「どう処理してほしいか」、つまり魔法のレシピ(プロンプト)を先に入力します。

そのままコピーして使える、私のとっておきのプロンプトがこちら。

今から、本日の会議の文字起こしデータを貼り付けます。

話し言葉や誤字脱字が多く含まれていますが、文脈から推測して補正してください。

この会議内容から、以下の2点『のみ』を抽出して、ビジネス用の簡潔な議事録を作成してください。

決定事項(箇条書きで分かりやすく)

次回までの宿題・タスク(誰が、いつまでに、何をするかが明確になるように表形式で)

会議の冒頭の雑談や、決定に至らなかった途中のアイデア出しの過程は、すべて省略して構いません。
このプロンプトのポイントは、「何を書いてほしいか」だけでなく「何を書かなくていいか(雑談や過程の省略)」まで明確に伝えていること。

これでAIは、膨大な文字の海から「決定事項」と「宿題」という砂金だけを的確にすくい上げてくれます。

ステップ3:テキストデータを貼り付けて実行

プロンプトを打ち込んだら、その下に数行改行して、ステップ1でコピーしておいた「文字起こしデータ」をドカンと貼り付けます。

そして、実行(送信)ボタンをポチッ。

ものの数秒後。

さっきまで画面を埋め尽くしていた解読不能なテキストの塊が、信じられないほどスッキリとした「決定事項」の箇条書きと、「次回宿題」の綺麗な表に生まれ変わって出力されます。

「え、あんなにゴチャゴチャだった会話が、こんなに綺麗にまとまるの?」

初めてこの瞬間を体験した新潟の企業の担当者さんは、あまりの感動にしばらく画面を見つめたまま固まってしまったほど。

あなたは、出てきたこの美しい議事録をコピーして、少しだけ日本語の違和感を直し、関係者にメールやチャットで送信するだけ。

会議終了から議事録の共有まで、カップラーメンが出来上がるよりも早く終わってしまいます。

さらに楽をする!「私、何かやることある?」とAIに聞く

ここから先は、少しAIに慣れてきた方向けのズルい応用編。

議事録を作る担当者でなくても、この文字起こしテキストは最高の武器になります。

たとえば、あなたが会議の途中で別の急ぎの電話に出なければならず、後半の議論をあまり聞いていなかった時。

あるいは、別の作業をしながら(よそ見運転ですね)会議に参加していて、自分のタスクが何だったか忘れてしまった時。

後から「すいません、私って来週までに何をやればいいんでしたっけ?」と同僚に聞くのは、ちょっと気が引けますよね。

そんな時は、Geminiに文字起こしデータを貼り付けた後、こんな風に聞いてみましょう。

「この会議の文字起こしデータを読んで、私(山田)が来週の会議までにやらなければならないタスクを抜き出して教えてください。」

するとAIは、「山田さんは、来週の火曜日までに〇〇社への見積もりを作成して提出することになっています」と、あなたのタスクだけをピンポイントで教えてくれます。

膨大な録音データを最初から聞き直して、自分の名前が呼ばれる部分を探す……なんていう苦行は、もう必要ありません。

らくらスタイルの公式サイトでも、このように「自分の欲しい情報だけをAIに探させる」究極のサボり術をたくさん紹介しています。

真面目に全部を把握しようとするのではなく、AIという優秀な助手をこき使う方法を覚えると、仕事のストレスは一気に消え去りますよ。

長い会議には「文字数制限」という壁がある

さて、ここまで読んで「よし、明日の2時間の経営会議の録音データでやってみよう!」と意気込んでいる方へ。

ひとつだけ、気をつけていただきたい落とし穴があります。

それは、AIツールには一度に入力できる「文字数の上限」があるということ。

一般的な会議であれば、1時間程度の文字起こしデータならGeminiなどの無料版でもなんとか読み込んでくれます。

しかし、2時間、3時間と続く長い会議や、参加者が多くて発言量が膨大な場合。

テキストデータを貼り付けて実行ボタンを押した瞬間、「テキストが長すぎます」という非情なエラーメッセージが出て、処理を受け付けてくれないことがあるのです。

「えー、せっかく楽できると思ったのに!」

と、諦めるのはまだ早い。

この「文字数の壁」をいとも簡単に乗り越えてくれる、長文読み込みに特化した別の強力なAIツールが存在します。

そのツールの名前と、長時間の会議データを一気に処理するダイナミックな方法については……明日の記事でたっぷりとお伝えしますね。

まとめ

文字起こしデータから1分で議事録を錬成するポイントのおさらいです。

・文字起こしデータは泥付き野菜。自分で読んだり直したりしない

・Geminiに「決定事項」と「次回宿題」だけを抽出するよう明確に指示する

・不要な雑談や過程は「省略して」と伝えることで精度が上がる

・「自分のタスクだけを教えて」と聞いて、自分専用のTo-Doリストにする

会議のたびに、議事録の作成で自分の仕事がストップしてしまう。

そんな不毛な時間は、AIの魔法のプロンプト一つで簡単に吹き飛ばすことができます。

「いかに自分が楽をして、かつ周りから『仕事が早いね!』と感謝されるか。」

このデジタル整理の醍醐味を、ぜひ明日の会議から味わってみてください。

今日のひとこと

プロンプト(指示文)を毎回キーボードで打ち込むのは面倒ですよね。パソコンの単語登録(ユーザー辞書)に、今回のプロンプトを「ぎじろく」という読みがなで登録しておきましょう。たった4文字打って変換するだけで、完璧な指示書が一瞬で呼び出せます。これこそが、めんどくさがりの行き着く究極の時短術です。

らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてお手伝いをいたします。気軽にご連絡ください。

明日のタイトルは『2時間の会議の文字起こしデータが長すぎる!大量の文章を読み込めるClaudeの強み』です。お楽しみに! ※内容が変更になった場合はご容赦ください。

#らくらスタイル #デジタル整理 #パソコン #新潟 #AI #Gemini #議事録 #文字起こし #プロンプト #業務効率化

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かとう ともあきのアバター かとう ともあき

AI活用デジタル整理アドバイザーです
ITやAIを活用して仕事や暮らしを楽に、楽しくするお手伝いをします

新潟で秋田犬と暮らす、日常が楽になる提案をするのが好きな1980年生まれ

デジタル整理アドバイザー®︎1級
整理収納アドバイザーⓇ1級
一級建築士
インテリアコーディネーター
宅地建物取引士
福祉住環境コーディネーター2級
第二種電気工事士
DIYアドバイザー
空間デザイン心理士Ⓡ
スマートマスター
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かとうともあき
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