こんにちは。デジタル整理&AI活用を支援しているらくらスタイルです。
最近、仕事や日常でAIを使って文章を書いてみたこと、ありますよね?
「お、一瞬で長い文章ができた!すごい!」と感動したのもつかの間。
画面に表示された文字をじっくり読んでみて、「……なんか、私っぽくないな」とモヤモヤした経験、ありませんか。
やたらとへりくだって丁寧すぎたり、逆にロボットみたいに冷たくて事務的だったり。
まるで知らない人が自分のふりをして書いた手紙のようで、そのまま仕事のメールやSNSに使うには、ちょっとためらってしまう。
「これなら最初から自分で書いたほうが早かったかも…」と、そっと画面を閉じてしまった方も多いはず。
これ、パソコンが苦手な人だけでなく、毎日パソコンを使っている人でも陥りがちな「AI活用あるある」なのです。
今日は、そんなAIの作った堅苦しい文章を、手間をかけずにサクッと「あなたらしい自然な言葉」に直すコツをお伝えします。
なぜAIの文章は「なんか変」なのか
そもそも、なぜAIが書いた文章には違和感があるのか。
それは、AIが常に「誰にとっても無難な、標準的な正解」を出そうとするから。
たとえるなら、全国展開しているファミリーレストランの味。
誰が食べてもそこそこ美味しいけれど、「お母さんが作ってくれたお味噌汁」や「行きつけの定食屋さんの裏メニュー」のような、独自の個性や温かみはないですよね。
AIの出力もそれと同じ。
「丁寧なビジネスメールを書いて」とお願いすれば、ビジネスマナーの教科書に載っているような、100点満点だけれど面白みのない定型文が返ってくる。
そこに、あなたの性格、相手との関係性、その日の気分といった「スパイス」がごっそり抜け落ちているから、味気なく冷たい文章になってしまうというわけです。
車の自動運転と同じ。最後は人間がハンドルを握る
「AIなんだから、最初から完璧な文章を出してよ」と思うかもしれません。
でも、実はAIにすべてを任せきりにするのは少し危険。
車の自動運転機能に似ています。
高速道路でまっすぐ走るのは得意だけれど、細い路地に入ったり、急に飛び出してきた自転車を避けたりするのは、やっぱり人間のドライバーの判断が必要ですよね。
文章も同じ。大枠の構成や情報収集はAIに任せて楽をしつつ、最後の「相手への気遣い」や「自分らしさの表現」という微調整のハンドルだけは、あなたが握る。
この「おいしいとこ取り」のスタンスが、ITツールに振り回されずに楽をする一番の秘訣。
では、具体的にどうすればAIの文章に自分らしさを味付けできるのか。
根がめんどくさがりの私がいつもやっている、いかに楽をして自然な文章を作るかのステップをご紹介します。
「自分らしい言葉」に直すための3つのステップ
ステップ1:AIには「素材」だけを作らせる
最初から完璧な完成品を求めないこと。これが最も重要。
カレーを作るとき、最初からできあがっているレトルトカレーの味を、あとから自分好みに大きく作り変えるのは至難の業ですよね。
まずは肉や野菜といった「素材」を用意して、そこから調理するほうがずっと簡単。
文章作成も同じ。AIには「箇条書きで要点だけ出して」とお願いする。
これが一番の時短術。
たとえば、「明日の打ち合わせの日程変更をお願いするメール」を書きたいとき。
いきなり「メール本文を書いて」と頼むのではなく、
・明日の13時の打ち合わせ
・急なトラブル対応で15時に変更してほしい
・謝罪の気持ちを強めに
といった要素だけをAIに箇条書きで整理させます。
その箇条書きという「素材」を見ながら、自分で肉付けをしていく。
ゼロから白い画面に向かって悩むより、はるかに楽に筆が進むはず。
ステップ2:「いつもの自分」の口癖をちょい足しする
AIが作ってくれた長めの文章をベースにする場合も、手直しのコツがあります。
それは、文章の要所要所に、自分のエッセンスを少しだけ加えること。
たとえば、「いつも大変お世話になっております」というAIの挨拶を、あなたが普段よく使う「お疲れ様です!」に変えてみる。
「ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」という堅すぎる結びの言葉を、「ぜひご検討くださいね。ご連絡お待ちしています」と少しフランクにしてみる。
ほんの少し、語尾や挨拶を変えるだけで、一気に「あなたの文章」に早変わり。
服のコーディネートで言えば、マネキンが着ている基本のセットアップに、自分のお気に入りのマフラーやアクセサリーを一つ足す感覚。
全部を着替える必要はありません。ワンポイント変えるだけで、印象はガラッと変わるもの。
ステップ3:音読して「違和感」を削ぎ落とす
最後の仕上げ。これが意外と効果絶大。
出来上がった文章を、画面を見ながら声に出して読んでみる。
「これ、普段の自分なら絶対こんな言い回ししないな」という言葉が、音読するとおもしろいほどすぐに分かります。
息継ぎが苦しいくらいダラダラと長い一文や、舌を噛みそうな難しい漢字の連続は、あなたが普段の会話で使っていない証拠。
そういう部分は、思い切って削るか、中学生でもわかる簡単な言葉に置き換える。
「専門的な言葉を使ったほうが頭が良さそうに見えるかも?」なんて背伸びは不要。
料理の味見と同じで、最後は自分の舌(感覚)で微調整するのが一番確実。
相手に伝わりやすい、すっきりとした文章になりますよ。
さらに楽をする!プロンプト(指示文)の小技
毎回AIの文章を手直しするのすら面倒くさい。
そんな「いかに自分が楽をするか」を常に考えている方へ、AIへの指示(プロンプト)の段階で一工夫する小技をお伝えします。
小技1:「役割」を与えて語り口調を指定する
AIに「あなたは親しみやすい先輩社員です」とか「少し砕けたトーンで、友達に話しかけるように書いて」と指示を出してみる。
すると、AIの出力が最初から少し人間に近づきます。
Google Gemini のような最近の賢いAIは、このトーンの調整がとても上手。
「親しい同僚宛てに、少し申し訳なさそうに」と感情まで細かく指定すると、手直しの手間がグッと減ります。
色々な指示を試して、自分好みの「指示の型」を見つけるのも楽しい作業。
小技2:自分の過去の文章を真似させる
もし少し時間があれば、自分が過去に書いたメールや、うまく書けたブログ記事をAIに読み込ませてみてください。
「これから文章を作成しますが、私の過去の文章のトーンや口調に合わせて書いてください」と指示する。
AIがあなたの「文体」を学習して真似てくれるので、驚くほど自然な文章が出来上がります。
このあたりの詳しいやり方や、ビジネスへの応用については、らくらスタイルのブログでも色々な事例を交えて解説しています。
新潟の企業様向けにも、こうした「自社らしい言葉で発信するAI活用法」のサポートを行っていますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
冷たくて不自然なAIの文章を、あなたらしい言葉に変えるコツ。
・AIには完璧を求めず、まずは「素材」として箇条書きを出させる
・自分の口癖や、普段よく使う挨拶を「ちょい足し」する
・最後に必ず声に出して読んで、読みにくい違和感を削る
この3つを意識するだけで、AIの文章が冷たいロボットの言葉から、血の通った「あなたの言葉」に生まれ変わります。
せっかくの便利なデジタルツール。手直しにばかり時間を取られて、かえって疲れてしまっては本末転倒。
「いかに自分が楽をして、かつ自然に見せるか」を追求して、気楽にAIを使い倒していきましょう。
今日のひとこと
AIに文章の指示を出すとき、キーボードで打つのが面倒ならスマートフォンの音声入力を使うとさらに時短になります。最近の音声入力は本当に精度が高いので、散歩しながらアイデアを吹き込むのにもおすすめですよ。
らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてお手伝いをいたします。気軽にご連絡ください。
明日のタイトルは『「お世話になっております」から卒業!社内チャットの短い連絡文をAIでサクッと作成』です。お楽しみに! ※内容が変更になった場合はご容赦ください。
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