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1月も中旬に入り、そろそろお正月気分も抜けてきた頃でしょうか。「よし、今年もバリバリ働くぞ!」と気合を入れてExcel作業をしていると、こんな「イラッ」とする瞬間に出会いませんか?
「WebサイトのデータをExcelに貼り付けたら、文字の大きさや色まで変なふうについてきちゃった…」
「数式が入ったセルをコピーしたら、貼り付け先で『#REF!』とかいう謎のエラーになった…」
「一生懸命作った縦長の表、『やっぱり横長の方が見やすかったな』と言われて絶望した…」
これ、全部「普通の貼り付け(Ctrl + V)」を使っているから起こる悲劇なんです。
実はExcelの貼り付けには、ただペタッと貼るだけではない、「都合の良い部分だけを選んで貼る」という賢い機能が備わっています。それが「形式を選択して貼り付け」です。
今日は、めんどくさがりな私たちが「余計な修正作業」をしないための、コピペの極意を3つご紹介します。これを知っているだけで、Excel作業のストレスが激減しますよ!
「形式を選択して貼り付け」ってどこにあるの?
いつものようにコピー(Ctrl + C)をした後、貼り付けたい場所で右クリックをしてみてください。
メニューの中に、バインダーの絵がついたアイコンがいくつか並んでいますよね?あるいは、「形式を選択して貼り付け」という文字があるはずです。ここが、魔法の入り口です。
普通の「貼り付け」は、データの中身も、数式も、色も、罫線も、すべてを丸ごとコピーします。
でも、「形式を選択」すれば、「文字だけ欲しい」「計算結果だけ欲しい」といったワガママが叶うのです。
テクニック1:基本中の基本「値(あたい)貼り付け」
これは私が一番よく使う機能です。1日に100回は使っているかもしれません。
アイコンで言うと、バインダーに「123」という数字が書いてあるやつです。
どんな時に使うの?
- 数式を消して、結果だけを残したい時例えば、=A1+B1 という計算式が入っているセルをコピーして別の場所に貼ると、参照先がズレてエラーになることがあります。「値貼り付け」をすれば、計算式の裏にある「計算結果の数字」だけを焼き付けて貼り付けてくれます。これでエラーとはおさらばです。
- Webや別ファイルからの書式をリセットしたい時Webサイトから文字をコピーしてくると、変なフォントサイズや青いリンク色がついてきて、表が汚くなること、ありますよね。そんな時も「値貼り付け」です。余計なデザイン(書式)をすべて剥ぎ取って、純粋な「文字情報」だけを貼り付けてくれます。後からフォントを直す手間が省けて、本当に楽なんです。
手順
- コピーしたいセルをコピー(Ctrl + C)。
- 貼り付け先で右クリック。
- 「貼り付けのオプション」から「123」のアイコン(値)をクリック。
これだけで、データがスッキリきれいになります。
テクニック2:作り直しの手間ゼロ「行列の入れ替え」
「縦に長い表を作ったけど、やっぱり横に長い表にしてスライドに貼りたいな」
上司の気まぐれで、こんな修正指示が来ることありますよね。「えっ、また入力し直しですか…?」と泣きそうになる前に、この機能を使いましょう。
どんな時に使うの?
縦方向(行)に並んでいるデータを、横方向(列)に並べ替えたい時(またはその逆)。
手順
- 縦長の表を範囲選択してコピー(Ctrl + C)。
- 貼り付けたい場所を選んで右クリック。
- 「貼り付けのオプション」から、矢印が直角に曲がっているアイコン(行列を入れ替える)をクリック。
たったこれだけで、縦書きの表が横書きの表にクルッと回転して貼り付けられます。あんなに時間をかけて入力したデータを、一瞬で再利用できる感動的な機能です。
テクニック3:まるで手品!「演算貼り付け」
これは意外と知られていないのですが、知っていると「えっ、今何したの!?」と周りから驚かれるプロ技です。
貼り付けるデータを使って、貼り付け先のデータに「計算」をさせることができるんです。
どんな時に使うの?
- 「商品リストの価格を、一律で1.1倍(消費税分プラス)したい」
- 「円単位で入力されている数字を、すべて1000で割って千円単位にしたい」
いちいち計算式を入れた列を作って、計算して、値貼り付けして、元の列を消して…なんて面倒なことはしません。
手順:価格を一気に1.1倍にする例
- 空いているセルに「1.1」と入力し、そのセルをコピー(Ctrl + C)します。
- 価格が入っているセル範囲(変更したい数字たち)を選択します。
- 右クリックして「形式を選択して貼り付け」の文字をクリック(または
Ctrl + Alt + V)。 - 出てきた詳細画面で、
- 貼り付け:「値」を選びます(書式を変えないため)。
- 演算:「乗算」(掛け算のこと)を選びます。
- OKをクリック。
すると、選択していた価格の数字が、その場で一瞬にして1.1倍された数字に書き換わります!
数式も残らないので、データも軽くてきれいなまま。この「直接書き換える」感覚は、一度味わうと病みつきになりますよ。
まとめ
今日は、ただのコピペではない「大人のコピペ」テクニックをご紹介しました。
- 値貼り付け(123):数式や余計な書式を消して、中身だけを貼る。
- 行列の入れ替え:縦横をクルッと変換して、作り直しを防ぐ。
- 演算貼り付け:コピペしながら足し算や掛け算を一気に行う。
Excel作業において「コピー&ペースト」は基本動作ですが、この「貼り付け方」を意識するだけで、その後の修正の手間が劇的に減ります。「どうすればもっと楽ができるか」を常に考えるのが、デジタル整理の第一歩です。
もし、もっと効率的なデータの扱い方を知りたい、あるいは社内のExcelフォーマットを使いやすく改修してほしいといったご相談があれば、ぜひらくらスタイルのブログや公式サイト(https://rakura.net)を覗いてみてください。新潟から、あなたの「めんどくさい」を解決するお手伝いをします。
今日のひとこと
「形式を選択して貼り付け」のショートカットキーは Ctrl + Alt + V です。これを覚えると、右クリックすらせずに詳細画面を呼び出せるので、さらに作業が爆速になります。指が攣りそう…と思うかもしれませんが、慣れるとピアノを弾くように軽やかに操作できますよ。まずは「値貼り付け」から、意識して使ってみてくださいね。
らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてオーダーメイドのお手伝いをいたします。気軽にご相談ください。
次回の予告
明日のタイトルは
「重複データを一瞬で発見・削除してリストをきれいにする方法」
です。お楽しみに!
※内容が変更になった場合はご容赦ください。
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