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セルの中に小さなグラフ?「スパークライン」で推移を省スペースに表示

2026 1/26
エクセル利用術
2026年1月26日
スパークライン

こんにちは。AI活用&デジタル整理アドバイザーのらくらスタイルです。

みなさん、Excelで表を作っているとき、こんなふうに思ったことはありませんか?

「数字がズラッと並んでいるけど、結局これ、増えてるの? 減ってるの?」

たとえば、毎月の売上や、毎日の気温、あるいは自分自身の体重の記録など。

数字としては正確に記録されているのですが、パッと見ただけでは「傾向」が掴みにくいことってありますよね。

「じゃあグラフを作ればいいじゃない」

という声が聞こえてきそうですが、そこでまた別の悩みが生まれます。

Excelの一般的なグラフ(棒グラフや折れ線グラフ)を作ると、結構な大きさの「場所」を取るんです。

表の上にドンと乗っかると下の数字が見えなくなるし、表の横に配置しようとすると印刷範囲からはみ出してしまう。

「私はただ、ちょっとした変化を知りたいだけなのに、なんでこんな大掛かりなことしなきゃいけないの…」

と、面倒くさくなってグラフ作りを諦めた経験、私にはあります。

そんな「めんどくさがりだけど、傾向は知りたい」というワガママな願いを叶えてくれる機能が、実はExcelには標準装備されています。

それが「スパークライン」です。

これはなんと、「セルの中に収まるミニサイズのグラフ」を作れる機能なんです。

場所を一切取りません。表の「行」の中に、ちょこんとグラフが表示されます。

今日は、この可愛くて賢い「スパークライン」を使って、表をスッキリ見やすく変身させる方法をご紹介します。

目次

スパークラインって何?(データの心電図)

スパークラインを一言で説明すると、「データの心電図」みたいなものです。

病院のモニターで、線が波打っているのを見たことがありますよね? あれと同じイメージです。

具体的な数値(目盛り)や、グラフのタイトル、凡例などの細かい情報は一切省いて、「形の変化」だけをシンプルに見せてくれます。

通常のグラフが「詳細な分析結果」だとしたら、スパークラインは「直感的なヒント」です。

  • 売上が右肩上がりなのか、下がっているのか
  • ジグザグと安定していないのか
  • 飛び抜けて高い月はどこか

こういった情報を、セルひとつ分のスペースで伝えてくれます。

これが表の各行に入っているだけで、ただの数字の羅列が、意味のある「情報」に変わるんです。

実践!3ステップでミニグラフを作ろう

それでは、実際にスパークラインを作ってみましょう。

今回は例として、「4月から9月までの売上データ」が横に並んでいる表をイメージしてください。その右端の空いているセルに、スパークラインを入れてみます。

ステップ1:グラフを入れたいセルを選択する

まずは、「ここにグラフを表示したい」というセルをクリックして選択します。

データの右隣のセルを選ぶのが一般的ですね。

ステップ2:「挿入」から「スパークライン」を選ぶ

画面上部のメニュー(リボン)にある「挿入」タブをクリックします。

真ん中あたりに「スパークライン」というグループがあるはずです。

そこにある「折れ線」というボタンをクリックしましょう。

(※棒グラフ型の「縦棒」や、勝ち負けを表示する「勝敗」という種類もありますが、まずは基本の「折れ線」が一番わかりやすいです)

ステップ3:データの範囲を選ぶ

「スパークラインの作成」という小さな画面が出てきます。

「データ範囲」という欄にカーソルがある状態で、グラフにしたい数字のセル(4月から9月の売上数値)をマウスでドラッグして選択します。

場所の範囲(グラフを表示する場所)は、最初にセルを選択していたので、すでに入力されているはずです。

そのまま「OK」ボタンを押してください。

はい、これで完成です。

選んだセルの中に、小さな折れ線グラフが表示されましたよね?

たったこれだけです。グラフのタイトルを考えたり、軸の目盛りを調整したりする手間は一切ありません。

らくら流・スパークラインの「見栄え」テクニック

初期設定のままでも十分便利なのですが、少しだけ設定を変えることで、さらに「楽」に情報を読み取れるようになります。

私がいつもやっている「おすすめ設定」をご紹介しますね。

「山」と「谷」を強調する

ただ線が引かれているだけだと、どこが一番高かったのか、パッと見で判断しづらいことがあります。

そこで、「頂点(最大値)」と「底(最小値)」に印をつけてみましょう。

スパークラインが入ったセルを選択すると、画面上部のメニューに「スパークライン」タブが現れます。

その中に、「表示」というグループがあり、いくつかのチェックボックスが並んでいます。

ここで以下の2つにチェックを入れてください。

  • 頂点(山)
  • 底(谷)

すると、折れ線グラフの一番高いところと低いところに、小さな「点(マーカー)」がつきます。

これで、「あ、この月が最高記録だったんだな」というのが一目瞭然になります。

「スタイル」で色を変えて見やすくする

デフォルトの色は地味な青や黒が多いですが、「スタイル」のメニューから好きな色に変えられます。

会社のテーマカラーに合わせるのも良いですし、売上なら「赤」、経費なら「青」のように色分けするのも視認性が高まっておすすめです。

個人的には、線は少し太めにして、頂点のマーカーを「赤」にするのが、一番目立って分かりやすいと感じています。

こんな場面で役立ちます(使用例)

スパークラインは、具体的にどんなデータと相性が良いのでしょうか。

私がよく使うシーンをいくつか挙げてみます。

1. 月別の推移一覧

商品ごとの月別売上表など、項目がたくさんある場合です。

商品A、商品B、商品C…と縦に数十個並んでいるときに、いちいち全部のグラフを作っていたら日が暮れてしまいますし、画面も見づらくなります。

スパークラインなら、各行の右端にチョコンと置くだけ。

「商品Bだけ、急激に下がっているな」という異常値にすぐに気づけます。

2. 体調管理やバイタルチェック

個人の健康管理シートや、介護・医療現場でのバイタル記録などでも活躍します。

体温や血圧の数値を入力した横にスパークラインを表示させておけば、数字を読むよりも直感的に「あ、熱が上がってきている」という変化を察知できます。

3. 予算の消化状況

「縦棒」タイプのスパークラインを使えば、予算に対して今月いくら使ったか、というボリューム感を可視化するのにも使えます。

セル内の小さなバーチャートのような見た目になるので、進捗管理表にもピッタリです。

補足:削除するときだけ注意が必要

スパークラインを使っていて、唯一「あれ?」と戸惑うのが、消したいときです。

実はこのスパークライン、セルを選択して「Deleteキー」や「BackSpaceキー」を押しても消えません。

文字や数字ではなく、セルの「背景」のような扱いだからです。

削除したいときは、スパークラインを選択した状態で、上部メニュー「スパークライン」タブの右端にある「クリア」ボタン(消しゴムのマーク)を押す必要があります。

これだけ覚えておけば、慌てずに済みますよ。

より詳しい操作方法や、スパークラインの種類の使い分けについては、Microsoftの公式サイトも非常に参考になります。

スパークラインを使用してデータの傾向を表示する – Microsoft サポート

また、らくらスタイルでは、こうしたExcelの小技だけでなく、パソコン全体の整理術や時短テクニックも発信しています。「そもそもExcelのファイルが見つからない!」という方は、フォルダ整理の記事などもチェックしてみてくださいね。

デジタル整理のコツをもっと見る – らくらスタイル

まとめ

今日は、セルの中に作る小さなグラフ「スパークライン」についてご紹介しました。

  • 省スペース:セルの中に収まるので、表のレイアウトを崩さない。
  • 直感的:数字を読むことなく、データの「傾向」や「変化」を一瞬で把握できる。
  • 作成が楽:範囲を選んでボタンを押すだけ。グラフ設定の煩わしさから解放される。
  • 異常検知:たくさんのデータの中から、「なんか変だぞ?」という動きを見つけるのに最適。

大きなグラフを作るほどではないけれど、数字だけだと寂しい。

そんなときは、ぜひこのスパークラインを思い出してください。

あなたの作った表が、まるでプロが作ったダッシュボードのような、洗練された見た目に生まれ変わりますよ。

新潟の空模様のように変わりやすいデータも、スパークラインがあれば一目瞭然です。

ぜひ明日の資料作成で、「ここ、グラフ入れておいたよ」とさりげなく自慢してみてください。

今日のひとこと

スパークラインを作った後、セルの幅や高さを変えると、それに合わせてグラフのサイズも自動で伸縮します。これ、地味に賢くて可愛い動きなので、ぜひ試してみてください。

らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてお手伝いをいたします。気軽にご連絡ください。

明日のタイトルは

「重要なセルを勝手に書き換えられないようにする「シートの保護」とパスワード設定」

です。お楽しみに! ※内容が変更になった場合はご容赦ください。

#らくらスタイル #デジタル整理 #パソコン #新潟 #AI #Excel #スパークライン #データ可視化 #業務効率化 #時短テクニック

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この記事を書いた人

かとう ともあきのアバター かとう ともあき

AI活用デジタル整理アドバイザーです
ITやAIを活用して仕事や暮らしを楽に、楽しくするお手伝いをします

新潟で秋田犬と暮らす、日常が楽になる提案をするのが好きな1980年生まれ

デジタル整理アドバイザー®︎1級
整理収納アドバイザーⓇ1級
一級建築士
インテリアコーディネーター
宅地建物取引士
福祉住環境コーディネーター2級
第二種電気工事士
DIYアドバイザー
空間デザイン心理士Ⓡ
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自己理解プログラム 修了生

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