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ピボットテーブルとセットで使いたい「スライサー」でカチカチ分析

2026 1/25
エクセル利用術
2026年1月25日
スライサー

こんにちは。AI活用&デジタル整理アドバイザーのらくらスタイルです。

昨日の記事では、Excel最強の機能「ピボットテーブル」について熱く語らせていただきました。

「さっそく使ってみたよ!」という方がいらっしゃったら、画面の前で拍手を送りたい気分です。

さて、ピボットテーブルを使ってデータを分析していると、こんな「ちょっとした面倒くささ」を感じることはありませんか?

「特定の商品のデータだけ見たいな…」

「関東エリアだけの数字に絞り込みたいな…」

そんなとき、項目の横にある小さな「▼」ボタンをクリックして、ズラッと並んだリストの中からチェックボックスを探して、カチカチとチェックを入れて…という作業をしていませんか?

あれ、リストが長いと目がチカチカしますし、「今、どのデータを選択しているんだっけ?」と迷子になることもありますよね。

そんなあなたに、今日はピボットテーブルの相棒とも言える最高のツールをご紹介します。

その名も「スライサー」です。

名前はちょっと切れ味鋭そうな感じですが、中身はとってもフレンドリー。

これを使うと、画面上に「ボタン」が現れて、それをカチカチ押すだけでデータの絞り込みができるようになります。

まるでテレビのリモコンを操作するような感覚で、直感的にデータを操れるようになるんです。

今日は、この「スライサー」を使って、Excelの集計作業をもっと楽に、そしてちょっとカッコよくする方法をお伝えします。

目次

スライサーって何?(地味だけど効果絶大)

スライサーとは、一言で言うと「ピボットテーブル専用の、とびきり分かりやすいフィルター機能」です。

通常のフィルター機能だと、列見出しの「▼」の中に隠れているので、何で絞り込んでいるのかパッと見では分かりにくいですよね。

印刷したときに「これ、どの店舗のデータだっけ?」となってしまうのは、Excelあるあるです。

でも、スライサーを使えば、絞り込みの項目が「ボタン」として画面上に常に表示されます。

「東京」というボタンが青くなっていれば、「あ、今は東京のデータが表示されているんだな」と一発で分かります。

この「見えている」という安心感が、私たちのようなパソコン作業に追われる人間にとっては、地味に、でも確実にストレスを減らしてくれるんです。

実践!スライサーを設置してみよう

それでは、実際にスライサーを使ってみましょう。

前提として、すでに「ピボットテーブル」が作られている状態からスタートします。

(まだピボットテーブルがない方は、昨日の記事を参考にサクッと作ってみてくださいね)

ステップ1:ピボットテーブルの中をクリック

まず、操作したいピボットテーブルの中のどこでもいいので、セルをクリックして選択状態にします。

これをしておかないと、メニューにスライサーが出てきません。

ステップ2:「ピボットテーブル分析」タブを開く

ピボットテーブルを選択すると、Excelの上部メニュー(リボン)に「ピボットテーブル分析」というタブが現れます。これをクリックしてください。

(バージョンによっては単に「分析」となっている場合もあります)

ステップ3:「スライサーの挿入」をクリック

メニューの中に「スライサーの挿入」というボタンがあります。

フィルターのマークがついたアイコンが目印です。これをポチッと押しましょう。

ステップ4:ボタンにしたい項目を選ぶ

小さなウィンドウが出てきて、元データの項目名(「日付」「担当者」「商品名」など)がリスト表示されます。

ここで、「ボタンで切り替えたい項目」にチェックを入れます。

例えば、「担当者」と「商品名」で切り替えて分析したいなら、その2つにチェックを入れて「OK」を押します。

すると、どうでしょう。

画面上に、担当者名や商品名が書かれた四角いパネル(これがスライサーです!)がポンと現れましたよね?

これで準備は完了です。拍子抜けするほど簡単ですが、ここからが本番です。

カチカチ分析の快感を味わおう

画面に出てきたスライサーのボタンを、実際にクリックしてみてください。

「佐藤」ボタンを押せば、ピボットテーブルの数字が一瞬で「佐藤さんだけのデータ」に変わります。

「鈴木」ボタンを押せば、今度は鈴木さんのデータに。

Ctrlキーを押しながらクリックすれば、「佐藤さんと鈴木さん」のように複数を選択することも可能です。

どうですか? この「サクサク動く感じ」、気持ちよくないですか?

小さな「▼」ボタンから選んでいたあの苦労はなんだったんでしょう。

スライサーが本領を発揮するシーン

このスライサー、ただ「楽」なだけではありません。

私が特に「これを使っていてよかった!」と思うシーンをいくつかご紹介します。

1. 上司へのプレゼンや報告のとき

例えば、上司とパソコンの画面を見ながら売上報告をしているとき。

「全体の数字はわかった。で、これ、A商品の推移はどうなってるの?」

と急に聞かれたとします。

スライサーがなければ、「えっと、少々お待ちください」と言いながら、フィルターの小さな窓を開いて操作しなければなりません。その間、上司を待たせることになりますし、焦って操作ミスをすることもあるでしょう。

でも、スライサーがあれば、画面上の「A商品」ボタンをカチッと押すだけ。

「はい、こちらがA商品の推移です」

と、0.5秒で回答できます。

このスピード感とスマートさは、「こいつ、仕事できるな」と思わせるのに十分な効果があります。

2. データの「傾向」を探るとき

何か分析をするとき、最初から「これを見る!」と決まっていることばかりではありません。

「なんとなく売上が落ちている原因を探したいな」というとき、スライサーを適当にカチカチ押していくだけで、ヒントが見つかることがあります。

「あれ? B支店だけ数字が低いな」

「C商品を選択したときだけ、利益率が悪いな」

ゲーム感覚でボタンを押しているうちに、隠れていた問題点が浮かび上がってくる。

これがタイトルの「カチカチ分析」の真骨頂です。

3. タブレットPCでの操作

最近はSurfaceなどのタブレットPCでExcelを見る機会も増えました。

タッチ操作の場合、あの小さな「▼」フィルターを指でタップするのは至難の業です。

でも、スライサーならボタンが大きいので、指でも簡単に操作できます。

新潟から東京への新幹線移動中など、マウスが使えない環境でも快適にデータ確認ができますよ。

らくら流・スライサーの「見栄え」テクニック

機能としては十分便利なスライサーですが、デフォルト(初期設定)のままだと、ちょっと色が地味だったり、ボタンの並びが悪かったりします。

せっかくなら、もう少し見やすく整えて、さらに「楽」をしましょう。

ボタンを「横並び」にして省スペース化

スライサーを作ると、最初はボタンが縦にズラッと1列に並びます。

項目数が多いと、縦に長くなりすぎてスクロールが必要になり、ちょっと不便です。

そんなときは、スライサーのパネルを選択した状態で、上部メニューに出現する「スライサー」タブをクリックしてみてください。

右の方に「列」という設定項目があります。

この数字を「1」から「3」や「4」に変えてみましょう。

すると、ボタンが横に並んで、コンパクトになります。

ピボットテーブルの上に配置すれば、まるでWEBサイトのメニューバーのような見た目になり、さらに使いやすくなりますよ。

色を変えて直感的にする

同じく「スライサー」タブの中に、「スライサーのスタイル」というカラフルな一覧があります。

ここで色を変えることができます。

私のオススメは、項目ごとに色を分けることです。

例えば、「担当者」のスライサーは青、「商品」のスライサーはオレンジ、というように色を変えておくと、直感的に「今は青いボタン(担当者)を操作しているな」と脳が判断できるので、操作ミスが減ります。

補足:他の人への「優しさ」にもなる

もし、あなたが作ったExcelファイルを他の人に渡して入力や確認をしてもらう場合、このスライサーをつけておいてあげると、めちゃくちゃ喜ばれます。

パソコンが苦手な人にとって、ピボットテーブルの操作はハードルが高いものです。

「どこを触ればいいか分からないから、怖くて触れない」

と言われることもあります。

でも、スライサーがあれば、

「このボタンを押せば表示が変わりますよ。元に戻すときは右上の『フィルターのクリア』ボタンを押してくださいね」

と伝えるだけで済みます。

相手にとっても「楽」で、あなたへの問い合わせも減る。

まさにWin-Winの関係が作れる機能なんです。

より詳細な設定方法や、複数のピボットテーブルを一つのスライサーで操作する方法(レポート接続)などは、以下のMicrosoftの公式ページも参考になります。

Windows でスライサーを使用してデータをフィルター処理する – Microsoft サポート

また、Excelだけでなく、日々のパソコン整理全般についても、らくらスタイルの過去記事で触れています。「そもそもデスクトップがアイコンだらけで…」という方は、ぜひ一度覗いてみてください。

パソコン整理のコツを見る – らくらスタイル

まとめ

今日は、ピボットテーブルをさらに便利にする「スライサー」についてご紹介しました。

  • 脱・細かい操作:小さな▼ボタンやチェックボックスとおさらばできる。
  • 一目瞭然:今どのデータを選択しているかが、パッと見でわかる。
  • プレゼン力UP:カチッと押すだけで即座に回答。スマートな印象を与えられる。
  • 相手への配慮:Excelが苦手な人でも、直感的にデータを操作できるようになる。

「たかがフィルターの見た目が変わるだけでしょ?」と思っていた方も、実際に使ってみるとその快適さに驚くはずです。

日々の業務は、こうした「ちょっとしたストレス」を取り除くことの積み重ねで、劇的に楽になります。

ぜひ、明日の業務でこっそりスライサーを設置して、同僚や上司を「おっ!」と言わせてみてくださいね。

今日のひとこと

スライサーのボタンを選択した状態で、Deleteキーを押すとスライサー自体が消えますが、ピボットテーブルのデータが消えるわけではないのでご安心を。邪魔になったらいつでも消して大丈夫です。


らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてお手伝いをいたします。気軽にご連絡ください。

明日のタイトルは

「セルの中に小さなグラフ?「スパークライン」で推移を省スペースに表示」

です。お楽しみに! ※内容が変更になった場合はご容赦ください。

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この記事を書いた人

かとう ともあきのアバター かとう ともあき

AI活用デジタル整理アドバイザーです
ITやAIを活用して仕事や暮らしを楽に、楽しくするお手伝いをします

新潟で秋田犬と暮らす、日常が楽になる提案をするのが好きな1980年生まれ

デジタル整理アドバイザー®︎1級
整理収納アドバイザーⓇ1級
一級建築士
インテリアコーディネーター
宅地建物取引士
福祉住環境コーディネーター2級
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空間デザイン心理士Ⓡ
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