こんにちは、デジタル整理アドバイザーの「らくらスタイル」です。
ここ新潟もすっかり寒くなり、パソコンに向かう指先がかじかむ季節ですね。そんなときは、少しでも早く作業を終わらせて、温かいコーヒーでも飲みながらゆっくりしたいものです。
さて、皆さんはExcelで表やカレンダーを作るとき、日付や曜日をどうやって入力していますか?
もしかして、「1月1日」「1月2日」「1月3日」……と、キーボードでひたすら手打ちしていませんか?
あるいは、「月」「火」「水」……と入力していて、「土」の次になぜかまた「月」と打ってしまってイライラした経験はありませんか?
実はそれ、非常にもったいない時間の使い方をしているかもしれません。パソコン作業において「繰り返し」や「規則性のあるデータ」の入力は、人間がやるべき仕事ではないんです。それはパソコンの得意分野だからです。
今日は、そんな面倒な入力を一瞬で終わらせる魔法のような機能「オートフィル」についてお話しします。これを知っているだけで、カレンダー作りやスケジュール管理表の作成スピードが劇的に変わりますよ。
私たち「らくらスタイル」と一緒に、面倒なことはパソコンに任せて、もっと楽に、楽しく仕事を進めていきましょう。
オートフィルとは?魔法の「黒い十字」を探せ
Excelには「オートフィル」という、連続するデータを自動的に入力してくれる機能があります。
AI(人工知能)のような難しい技術ではありませんが、実はAIに頼むよりも速く、直感的に使える素晴らしい機能です。まずは基本のキから抑えていきましょう。
この機能を使う鍵となるのが、セルの右下に隠れている「フィルハンドル」です。
ステップ1:フィルハンドルを見つける
まず、日付の先頭(例:1月1日)だけ入力したセルをクリックして選択します。
そのセルの右下の角にマウスカーソルを合わせてみてください。
普段は白い矢印のカーソルが、細い「黒い十字(+)」の形に変わりませんか?
これが「フィルハンドル」です。ここが魔法のスイッチになります。
ステップ2:ドラッグして離すだけ
黒い十字になった状態で、マウスの左ボタンを押したまま、下(または右)方向へズズズッとドラッグしてみてください。
うっすらと「1月2日」「1月3日」…とガイドが表示されるはずです。
入力したいところまで引っ張って、マウスのボタンを離すと…
あら不思議!連続した日付が一気に入力されましたね。これがオートフィルです。
日付だけじゃない!曜日や干支も自動入力
このオートフィル、日付だけでなく「曜日」にも使えます。
「月」と入力してオートフィルすれば、「火、水、木、金、土、日、月…」と自動で繰り返されます。
「第1四半期」と入力すれば、「第2四半期…」と続きますし、「子(ね)」と入力すれば干支だって出てきます。Excelは意外と賢いんです。
数字の連番はどうするの?
ここで一つ注意点があります。「1」と入力してオートフィルをすると、「1, 1, 1, 1…」とコピーになってしまうことがあります。
「1, 2, 3, 4…」と連番にしたい場合は、以下の2つの方法のどちらかを使いましょう。
方法1:「1」「2」と最初の2つを入力し、その2つのセルを同時に選択してからオートフィルする。
方法2:オートフィルした後に右下に現れる「オートフィルオプション」ボタンをクリックし、「連続データ」を選ぶ。
私はめんどくさがりなので、最初だけ2つ入力する方法をよく使います。Excelに「こういう規則性だよ」と教えてあげるイメージですね。
【裏技】土日を除外!「平日のみ」を入力する方法
さて、ここからが本番です。業務日報やスケジュール表を作るとき、「土日の日付はいらないんだよなぁ」ということがありませんか?
普通にオートフィルしてから土日の行を削除するのは、デジタル整理の観点からは少しスマートではありません。手間ですし、ミスのもとです。
実はオートフィルには、最初から「平日のみ」を入力する裏技があるんです。
ステップ1:右クリックでドラッグする
いつものように左クリックではなく、マウスの「右ボタン」を押したままフィルハンドルをドラッグしてください。
ここが最大のポイントです。左ではなく、右です。
ステップ2:メニューから「連続データ(平日単位)」を選ぶ
ドラッグしてマウスのボタンを離すと、普段は見かけないショートカットメニューが表示されます。
その中にある「連続データ(平日単位)」という項目をクリックしてください。
するとどうでしょう!
カレンダーを確認してみてください。金曜日の日付の次が、土日を飛ばして月曜日の日付になっていませんか?
これを使えば、営業日の計算やシフト表の作成が驚くほど楽になります。「いちいちカレンダーを見て土日を消す」という虚無の作業から解放されましょう。
隔日や特定のパターンの入力も自由自在
「毎週水曜日だけのリストを作りたい」
「10日おきの締め切りリストを作りたい」
そんな時も、先ほどの「最初の2つを入力してドラッグ」の応用で解決できます。
例えば、「1月10日」「1月20日」と入力した2つのセルを選択してオートフィルすれば、Excelは「あ、10日おきですね」と理解して、「1月30日」「2月9日(2月は短いので注意!)」…と続けてくれます。
らくらスタイルでは、こういった「ちょっとした手間」を減らすことこそが、デジタル整理の第一歩だと考えています。塵も積もれば山となる。小さなストレスを減らすことで、仕事全体の質が上がっていくのです。
まとめ
いかがでしたか?今日はExcelの基本にして最強の時短テクニック「オートフィル」について深掘りしました。
- オートフィルはセルの右下の「黒い十字」を使う
- 日付や曜日を一気に入力できる
- 「1, 2, 3」などの連番は、最初の2つを入力してからドラッグ
- 「平日のみ」の入力は、右クリックでドラッグして選ぶ
この機能を使えば、今まで手打ちに使っていた時間を大幅に削減できます。空いた時間で新しい企画を考えたり、あるいは早く帰ってゆっくり休んだりできますね。
パソコンは本来、私たちを楽にするための道具です。使いこなして、もっと自由な時間を手に入れましょう!
今日のひとこと
最近のWEBニュースを見ていると、ExcelにもPython(パイソン)というプログラミング言語が搭載されるなど、どんどん高度化しています。でも、今回紹介したような「基本機能」こそが、毎日の業務を支える土台になります。
ちなみに、オートフィルした後に表示される「オートフィルオプション」のアイコン、実はクリックすると「書式なしコピー(色や罫線はコピーしない)」なども選べるんですよ。デザインを崩さずにデータだけ増やしたい時に便利なので、ぜひ試してみてくださいね。
らくらスタイルは「日常をもっと楽に、楽しく」を目指して、ご相談内容に合わせてオーダーメイドのお手伝いをいたします。気軽にご相談ください。
次回の予告
明日のタイトルは
「長い文章もスッキリ!セル内改行と「折り返して全体を表示」の使い分け」
です。お楽しみに!
※内容が変更になった場合はご容赦ください。
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